

第5回目は東京都大田区の西馬込にある「ゆるら治療室」の塩田先生お尋ねしました。塩田先生は出産と子育ての経験を生かし、子育て中のお母さんを応援する治療を行なっております。子育て中のお母さんの疲れやストレスを軽減することは、お子様にもよい影響を与えます。治療室はお子様同伴の治療はもちろん、小さなお子様にも併せてお受け頂くこともできます。
治療院の入口では素敵な琉球ガラス表札とシーサーが出迎えてくれます。それではさっそくお話を伺ってみましょう。
産後ケアで楽しく子育て -
逆子が一転、人生も一転
Q. 塩田先生が鍼灸師になられた理由を教えて下さい。
きっかけとなったのは第一子妊娠中に鍼灸で逆子を治してもらったことです。鍼灸治療は西日本では東日本よりも日常的で、大衆に受け入れられている印象があります。私は京都出身なので、幼いころから鍼灸が身近にありました。風邪をひいた際には鍼灸を受けましたし、父母は自宅にあん摩師の方をお呼びしていました。私は約10年間テレビ業界にいたのですが、逆子治療をきっかけに、鍼灸師になろうと決意しました。
産後故障の原因は関節の緩み
Q. 先生が得意とする治療はありますか?
子育て中のお母さんや妊婦さんを診ることが多いですね。健康な体で子育てをするためには、妊娠中からのケアが大切です。日本では産後5日程で病院を退院し、本調子でないまま母親業を開始しなければなりません。この環境は母親にとっては、非常に過酷なものです。女性は妊娠時から出産にかけて女性ホルモンの分泌量が増えて、骨盤をはじめ体中の関節が緩くなっています。これは、出産時に子どもがお腹から出てきやすくする為です。しかし、産後すぐに母業を開始し、全身の関節が緩んだまま、子どもを抱いたりすると、腱鞘炎を生じやすかったり、膝・腰を痛めたりします。
産後のケア不足が病気を招く
Q. 産後の負担を軽くするにあたって大切なことは何ですか?
まずは、妊娠中から母体の体調を整えておくことが、産後の負担を軽減するキーポイントです。妊娠中は疲れをためないことと冷やさないことがなによりも大切です。妊娠中の女性には通常生活とは全く異なった日々が待っています。初産の方はすべてが初めてで不安だらけですし、2人目、3人目の出産となると、子どもの面倒を見つつ、自身の体調管理をしなければなりません。そこで、腰や肩などのつらい症状を取り、体が冷えないような治療を行っていきます。体がこわばってしまうとその状況が子宮にも影響し、赤ちゃんがお腹の中で苦しい思いをしますからね。
冷えが招いた歩行困難
Q. 実際にどのようなお母さんがいらっしゃいますか?
足のむくみがひどくて歩くことも困難になった方がいらしたことがあります。一般的に産後は骨盤が開いた状態になっており、冷えが入ってきやすい体型になっています。建物にゆがみが生じると隙間風が入り、建物全体が冷えるようなイメージと同じです。冷えると体内の代謝が落ちて、水捌けが悪くなり、むくみに繋がります。
代謝力UPで産後太り解消
Q. ゆるら治療室ではどのように治療していくのでしょうか?
産後お越しいただいた方には、出産によって開いてしまった骨盤をもとに戻す治療を行ないます。骨盤内をお灸で温めることで、下にさがってしまった筋肉や内臓を、元の位置へ戻し骨盤を閉じやすくします。また、温めることは同時に産後太りを解消する効果もあります。妊娠中は体内の水分量が増えるので、熱で体外へ流していくのです。火と水の関係を利用した治療ですね。この治療を行なうことで、出産前のジーンズがはけるようになったと言う方もいましたし、体重が6㎏減った方もいらっしゃいましたよ。
おすすめの先生紹介
Q.&nbsnbsp;ありがとうございました。それでは、最後に塩田先生のオススメの先生を教えてください!
いいづか鍼灸指圧整骨院の飯塚昌彦先生です。誠実温厚なお人柄で一人ずつ、ゆっくりお話を聞いて、その方にあった治療してくださる先生です。
店舗名・施設名 | ゆるら治療室 |
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最寄駅 | 都営浅草線西馬込駅より徒歩10分 |
TEL | 03-6479-1028 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
定休日 | 月曜日・日曜日・祝日 |
得意なお悩み | 足のむくみ・生理痛・冷え性・不妊・生理不順 |
店舗情報 | ゆるら治療室の店舗情報はこちら |

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