「スタッフ情報」の文章を何となく書いてしまっていませんか?
また、公式ホームページの「院長プロフィール」を適当に埋めていませんか? それは、本当にもったいないです!
「スタッフ情報」の書き方一つで、入ってくる予約の数も、集まる患者さんの質も変わります。
実は、鍼灸院では「先生ご自身が商品として見られる」ため、その先生に関する情報がないと、患者さんは商品を選べない(予約を入れる判断が出来ない)事態になるのです。
逆を言うと、先生の情報がしっかりあれば、予約が入りやすくなります。
では、順番に4つのポイントをチェックしていきましょう。
1)写真 院長先生やスタッフさんの写真はありますか? 鍼灸院は通常、靴を脱いで上がり、自分の身体を預けることになります。その預け先である先生の姿が分からないと、患者さんは不安になってしまいます。
スマホでも構いませんので、明るい場所で撮影し、無帽・ノーマスクのやさしい雰囲気の写真を掲載しましょう。 ※コロナも落ち着いて来ましたので、マスク姿の写真でなくとも大丈夫です
<具体例> × 写真がない。あるいは横顔の写真。 ◯ 正面を向いた笑顔の写真(ノーマスク)
2)経歴 事実情報としての経歴をしっかり書いていますか? 鍼灸師・柔道整復師などの保有する国家資格を書いて民間療法との差別化を行うことは、当たり前のようですがとても重要です。 患者さんだけでなく、例えばSEO対策=Googleの検索結果にもプラスの効果があります。
また、単純に資格をアピールするだけでなく、時系列で卒業学校なども書いておきましょう。 技術向上のために通ったセミナーや、講習会などの情報もあれば「熱心な先生だな」とさらに信頼を高めることもできます。
<具体例> × 経歴がない。どの資格を持っているか分からない ◯ 専門学校卒、国家資格の取得などの略歴が書いてある
3)先生の思い なぜ鍼灸の道を選んだのか、患者さんに何をお届けしたいのか、といった先生の思いやポリシーなども書きましょう。 患者さんは、写真や経歴を並べられても、どの先生にするか選ぶことが出来ません。その時に、「先生の思い」が書いてあれば、自分の身体の不調を託してみようという気持ちになるのです。
施術はベッドを挟んで1対1で行うものですから、患者さんは身構えています。そのハードルを下げるためにも、先生の人柄を知ってもらうことが大切です。
もちろん、ここでしっかりとポリシーを伝えることで、自分の来て欲しい患者さんを呼び込むことも可能になります。
<具体例> × 先生の思いが伝わらない、ありきたりな文章 ◯ 先生の鍼灸への考えが分かる文章
4)プライベート情報 自分に関する情報を出すのを、ためらう先生はいませんか?
実は、患者さんの方こそが、「来院して自分の情報を伝える」ことをためらっているのです。
そこで、ホームページやしんきゅうコンパスで、先生が先回りして自分のプライバシー情報を出しておくことが重要です。
患者さんは先生の趣味、家族、ペットなどの情報から人となりを思い描きながら「この先生なら相談してみよう」という心理になるのです。
ためらう先生もいらっしゃるかもしれませんが、少しでも良いので可能な範囲でプライベートな事柄にも触れてみてください。
<具体例> × 先生の施術に関する情報だけが載っている ◯ 先生の趣味、家族、ペットなどのプライベート情報がある(少しでも良い)
いかがでしょうか?
ぜひ、この4つのポイントを確認して、スタッフ情報を充実させてみてください。
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