鍼灸師の国家資格とお仕事
2018/9/13

鍼灸師(はり師・きゅう師)の国家資格とは?

鍼灸師(はり師・きゅう師)の国家資格やその取得方法について解説します。

鍼灸師とは、はり師、きゅう師の2つの国家資格保有者のことを指します。

まずは、鍼灸師の国家資格とはどんな資格なのかを見ていきましょう。

鍼灸師(はり師・きゅう師)の国家資格とは?

鍼灸師(はり師・きゅう師)は、人間の持つ自然治癒力を引き出し、治療や病気の予防を行う一生使える医療系の国家資格です。

鍼灸師は開業が可能か?

鍼灸師の国家資格を保有すると、医師や歯科医師と同様に独立開業が可能です。

鍼灸師の国家資格取得までの道のり

資格の取得には、国家試験に合格することが必要です。

そのために、鍼灸師の教育課程が敷かれている4年制大学、もしくは専門学校へ入学し、国家試験の受験資格を得ましょう。

図1 鍼灸師の国家資格取得のフロー

一般に鍼灸師と一口に呼ぶことがありますが、はり師・きゅう師の資格所有者のことを指します。

この業界では、あんまマッサージ指圧師という国家資格もありますが、これについては鍼灸学校の本科、専科とは?で解説してますので、ぜひお読みください。

国家試験ってどんな内容?

毎年2月下旬に行われるはり師・きゅう師国家試験に臨みましょう。

受験方式

健常者の場合:マークシート

視覚障害者の場合:点字、白紙記入(方法を選択可)

試験内容

はり師、きゅう師の資格ごとに筆記試験があります。

過去にどんな問題が出題されているか、実際に見てみましょう。

すべて選択問題です。

はり師きゅう師国家試験問題過去問(第25回午前問題より抜粋)

我が国の平成26年の業務上疾病で最も多いのはどれか。

(1)災害性腰痛

(2)物理的因子による疾病

(3)じん肺及び合併症

(4)化学物質による疾病

医療保険について正しいのはどれか。

(1)現金が支給されることはない

(2)協会けんぽは被用者保険である

(3)いしの同意を得た鍼灸施術は療養の対象となる

(4)組合管掌保険は自由に付加給付を行うことができる

国家試験の合格は鍼灸師への第一歩

なぜこの話をするかと言うと、鍼灸師を目指せる学校への入学は、鍼灸師としてスタート地点に立つための下積みでしかないのです。

学校で行う日常的なテストをパスするために勉強するという視点ではなく、将来、治療家や医療人になるという視点での勉強をおすすめします。

記事のまとめ

鍼灸師は、人間の持つ自然治癒力を引き出し、治療や病気の予防を行う一生使える医療系の国家資格です。はり師、きゅう師の2つの国家資格保有者のことを指し、医師や歯科医師と同様に独立開業が可能です。

資格の取得には、国家試験に合格することが必要です。そのために、鍼灸師の教育課程が敷かれている4年制大学、もしくは専門学校へ入学し、国家試験の受験資格を得ましょう。

鍼灸師を目指すことのできる学校に興味のある方は、鍼灸学校の選び方:学校を決める際に注目すること5選を用意したので、お読みください。