鍼灸学校ってどんなところ?
2018/3/31

鍼灸学校の学費っていくら?学費の他にかかるお金とは

鍼灸の大学・専門学校の学費はだいたいいくらかかるのでしょうか?

また、学費のほかにお金のかかることはあるのでしょうか?


鍼灸学校の学費について:奨学金や給付金って何?


鍼灸の大学・専門学校の学費は、各学校によって異なります。本科であれば、おおよそ530万〜590万円程度、専科であれば300万〜400万円程度の学費がかかります。

この学費の工面をする上で、学生の助けとなるお金の制度があります。それが、奨学金制度や給付金制度です。


奨学金制度について


一般大学の奨学金制度と同じタイプです。有利子の日本学生支援機構の二種奨学金など、学生の半数が奨学金制度を利用している学校もあります。


奨学金制度は、希望するすべての学生が貸与を希望する申請をする権利があります。一般の大学でもおなじみの奨学金制度となりますので、無利子・有利子の2種類があり、有利子の場合は10〜15年の間に完済する必要があります。各学校で推奨している奨学金機関が異なりますので、希望する場合は入学後に奨学金制度の説明会などに参加する必要があります。


ただし、忘れてならないことは、奨学金は借金であるということです。返済が滞れば、一括で返済を要求される場合も考えられます。奨学金は計画的に借りるようにしましょう。また奨学金は、入学後に貸与されます。


給付金制度について


専門実践教育訓練給付金という給付金制度があります。働く人の主体的で、中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とした給付金制度です。


簡単に言うと、社会人経験者を対象とした、国が設けている給付金制度です。ある一定の条件を満たす必要がありますが、厚生労働大臣の指定する専門実践教育訓練を受講し終了した場合、最大168万円の現金給付が受けられます。


この制度には詳細な条件があり、該当者のみが対象となります。すべての人が給付を受けれるというわけではありません。

社会人経験の経験年数や、雇用保険に入っていた期間、離職期間など、ある一定の条件があり、その条件をクリアすると、最大168万円がハローワークから支給されます。


この申請をするためには、入学前にハローワークでの手続きが必要となります。申請には離職票などの各書類が必要となり、何度かハローワークへ足を運ぶ必要が出てくるでしょう。入学前に必要な手続き、また入学後に学校から発行される書類などが必要となりますので、該当する場合は、一度、学校に確認するようにしましょう。


また、学校により厚生労働大臣の認可の指定講座がない場合もありますので、入試や入学する前に学校へ問い合わせることをおすすめします。


この給付金は、在学中は半期に一度、ある一定金額が支給されます。奨学金と大きく異なる点は、貸与ではなく支給されるものなので、返済の義務は特にありません。詳しくは、厚生労働省のホームページなどをご確認ください。


学費のほかにお金のかかること


鍼灸の大学・専門学校に通う上で、一番大きな出費は学費です。しかし、実は学費以外にもお金がかかることがあることをご存じでしょうか。そのような入学後や在学中にかかるお金のことについて、簡単にまとめました。


【白衣や教科書などの代金】


鍼灸の大学・専門学校への入学が決まったら、入学金や授業料などの学費のほかに、白衣や教科書の代金がかかってきます。これらの代金は10万円前後と、学校によって異なります。

白衣のデザインや金額は、学校によって大きく異なりますが、使用する教科書やその種類、数も、学校や所属するコースによって異なります。

入学時に一括で購入しなくてはならない備品の一例は、以下の通りです。


・白衣

・鍼灸道具(鍼や艾)

・実技道具

・教科書

・シューズ

・タオル


白衣や鍼灸道具については、学校から支給される場合もありますが、学校によっては費用がかかるものです。商売道具ですので。


教科書は、入学時にすべて購入する場合がほとんどですが、各学年で購入する学校もあるので、学費以外にもお金がかかるものがあると、心のどこかにとめておきましょう。中には、教科書が支給され、費用がかからない学校もあるようです。


【学校で使用する消耗品】


鍼や艾などは消耗品です。中には、これらの消耗品を支給する学校もあるようですが、実技で使用する鍼や艾などは、使い切ってしまったら学生が自ら用意することが一般的です。鍼は箱入りで、1箱100本、艾はたった5 gしか入っておりません。


入学後に、自宅で練習する場合もあると思います。もちろん、練習するだけ、これらの鍼灸道具を消耗することになります。学校によっては、指サックを必要とすることもあるので、こちらも用意しなくてはなりません。


【外部の勉強会に参加する費用】


自分が在学する学校内で行われるセミナーや勉強会については、どの学校もほとんどが参加費を徴収しません。しかし、学校外で行われる学会や学術大会、その他セミナーに参加する場合は、すべて自費となりおおよそ参加費がかかります。ただし、セミナーによっては、一般料金よりも安い学生料金での案内となるようです。


例えば、ある学会への参加費に注目すると、一般参加者(現役の鍼灸師やドクターなど)は、10,000円であるのに対し、鍼灸学校やその他医療系学校の学生は、1,000円ということもあります。


実際に入学すると、学外セミナーや学会のお知らせなどが、学校の掲示板にたくさん張り出されている光景を目にすると思います。その内容は、鍼灸師を目指しているあなたにとって、大変興味深いものでしょう。


こうしたセミナーや学会に参加するためには、必ず参加費がかかることになるので、アルバイトなどで参加費用を稼ぎ、学生料金で積極的に参加し、勉強しましょう。