- 一般
コースはなく、
体内部から鍼灸で整えていく治療のみです。
症状を聞いて、脈、腹部、腕の状態を診て、
そこから体内部がどう乱れているのか把握をし、
それに合ったツボに鍼を接触して体内部から整えていきます。
鍼を行う箇所はメインで一、二箇所で、
補助的に数カ所、鍼を接触していくだけです。
物足りなく感じるかもしれませんが、それだけで十分です。
不必要なことは一切しません。
鍼一本、一本に強いこだわりをもって施術しております。
施術時間は約30分~40分程度ですが、その人の体の状態に合わせて施術をしますので、多少前後することがあります。
長い時間鍼灸をやってもらう、多く刺してもらった方が効くイメージがあるかもしれませんが、
お薬の決まった量があるのと一緒で、
多く刺すことにより体のだるさ、冷え、症状の悪化など逆効果の反応が出ることがあります。また、鍼本来の効果を鈍らせることにも繋がります。
その人の体の状態によって鍼をする量が異なってきます。
使う鍼については、「てい鍼」という刺さない鍼を使っています。
鍼は刺しません。刺さない鍼を使って接触しているだけです。
なぜそれでも効果があるのか気になると思いますが、
鍼をする「ツボ」は皮膚表面にあるのです。
この皮膚表面にあるツボは体内部と連携しており、体内部の異常がツボに反応点として現れて出てきます。この反応が出ているツボを診つけ、そこに鍼を接触することによって体の内部が整っていきます。
なので、鍼は刺さなくても効果を出すことができるのです。
施術後は、患者様に合った生活習慣のアドバイスをしています。
この施術の進め方はどの症状の患者様にも同じように行っています。
- 高校生以下
生後数ヶ月の子供から治療もしています。
小児で多い小児喘息、アレルギー性鼻炎、夜尿症から、
学生に多い筋肉系障害、自律神経系、内臓の不調の治療もしています。
- 初診料
初めての患者様には、
どこがどんな感じて痛むのか、いつから痛むのか、どういう時に悪化するのか楽になるか、など聞いていきます。
それ以外に東洋医学的な問診もしていきます。
内部の状態を把握するために睡眠、食事、便、汗なども聞いていきます。
痛い症状について関係なさそうですが、こういったことを聞くことにより熱や冷えがどこに滞っているか、体内部の偏り、どこが原因か把握するために重要となっていきます。