- 逆子

妊娠8ヶ月前後で逆子がわかることはよくあります。
しかし、早期の赤ちゃんは逆子体操や張り止めの薬で治ることはありますが、30週を過ぎると自然に戻ることはまずありません。
・妊娠28週で逆子と診断されました
・お腹の張り止めをもらったけど、動悸がするだけで治らないんです
・妊娠8ヶ月、逆子体操しても治らなくて...
・帝王切開は絶対イヤ!!
・逆子の外回転術は恐くて
このようなお悩みをお持ちの妊婦さんは少なくありません。
逆子に対する鍼灸治療は昔からありましたが、近年、釈由美子さん、大島美幸さん、山本モナさんをはじめ、著名人の方も逆子をお灸で治したことを報告したことで逆子に対する鍼灸治療が認知されてきました。
悩んでいる間にも赤ちゃんはどんどんと成長し、予定日前(妊娠37〜38週目頃)に帝王切開をしなければならなくなってしまいます。
しかし、当日の術前検診で治るケースも何度かありました。逆子治療のタイムリミットは帝王切開当日ということです。
帝王切開を決断する前に、赤ちゃんのためにも、そしてご自身の体のためにも、あきらめず、鍼灸の逆子治療を試してみませんか?
- 生理痛

生理痛とは生理期間中に伴う、下腹部痛や腰痛を生理痛といいます。しかし多くの方が下腹部痛、腰痛にとどまらず、頭痛、倦怠感、むくみ、イライラといった全身症状を伴います。
比較的軽度で気にならない場合から、日常生活に支障をきたす方もおり、症状の出方は人それぞれ全く違います。
生理はその発生機序による下腹部や腰の痛みや、頭痛、イライラ、情緒不安定など様々な症状を引き起こします。また、本当に辛い
のに職場や学校などで理解がなく「生理痛で休むの?」などと傷つけられたり、子どもや旦那に当たりすぎて後ほど自己反省をする
など、生理の度にさらなる精神的負担がかかる場合もあります。
そんな時は我慢せず、当院スタッフにおまかせください。生理の度に起こる辛い症状を改善し、快適な日常を送るお手伝いをします
。
- 不妊治療
不妊症は、結婚後正常な夫婦生活を続けたのに1年以上経過しても子宝に恵まれないことをいいます。
「不妊症かも」、「治療はどのタイミングで始めたらいいのかわからない」
とお悩みの方は、半年、1年や2年に関わらず、妊娠しやすい体をつくることを始めましょう。
不妊治療の場合、生理周期の中で、治療方法が変化します。それは、月経が始まる低温期、排卵期、排卵後の高温期で女性ホルモンの優先順位が変わるからです。
その時々の状態に合わせて適切な治療を行います。
不妊治療で重要なポイントは
1.理想的な二層性のグラフに近づける
2.子宮内膜を厚くする
3.着床~妊娠判定まで高温を維持させる
4.出産までにあらわれる様々な症状に対応する
となります
- 自律神経失調症

鍼灸治療は、自律神経失調症に最も効果のある治療法の1つです。また、薬のように副作用もなく、自分で自律神経をコントロールできるように促してあげる治療法でもあります。
もともと、鍼灸治療は馴染みのない方がほとんどかもしれません。また、肩こりやひざの痛みなど、お年寄りや痛みに対しておこなう治療だと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、鍼灸治療は、本来、自律神経の働きを意図的に整えることができる治療法です。
WHO(世界保健機関)の伝統医学部門、鍼灸に関する報告書の「臨床試験によって有効性が証明された」という疾患・症状には、うつ症状、頭痛、頚部痛(首の痛み)、腰痛、吐き気、低血圧、高血圧などが明記されています。また、頭痛に対しては、日本頭痛学会のガイドラインの中で最も効果のある治療法の一つとして鍼灸治療があげられています。
- 子供の病気

子供は夜泣き、急な発熱、風邪などいろいろな症状が出てきます。原因のひとつは、心臓の拍動や呼吸を無意識におこなう働きがある自律神経が発達途中だからです。
しかし、病気の都度薬を飲んでいては、体の弱い病気がちな子供になってしまいます。そんな時こそ「小児はり」の治療が効果的!
抗生物質ができてから、現代人は病気を克服できるようになってきました。反面、その恩恵を受けるとともに、自分自身で病気を治す力が弱ってきました。 そんな現代人が自分で病気を治す力、すなわち自然治癒力という働きを活性化させるために効果的なのが鍼灸治療です。
そして、抗生物質で病弱な体になるまえ、すなわち子供のころから鍼灸治療をすることで、将来、病気と闘う力を手に入れることができます。特に、かぜ、便秘、ぜんそく、アトピーなどには歴然とした差が出てきます。小児はりは生後すぐから適応となります。
「子供のために親がしてあげられること」
それは小児はりで一年を通して健康な体を作ってあげることではないでしょうか。
- めまい・メニエール病

当院は平成元年より難聴や耳鳴り、めまいに悩む多くの患者さんと接してきました。当院を訪れる患者さんのほとんどは、病院でも治らず、どうすれば治るのか迷っている人ばかり。
専門外来は、患者さんと一緒になって希望の光を見つけるため設立しました。専門外来の意味は処置に急を要し、専門的な治療が必要ということ。メニエール病は発症してから1時間、1日と経過するにつれ治りにくくなる病気です。
メニエール病は、女性に多く発症し、はじめは突発性難聴と診断されるケースも少なくありません。また、繰り返し発症し、どんどん悪化していく病気でもあります。そのため、患者さん一人ひとりと向き合い、二人三脚でこれからの治療、対策をおこなっていきます。メニエール病には鍼灸治療が最も効果的です。共にめまい、難聴を克服していきましょう。
当院のメニエール病治療の特徴!
1.ステロイドのような副作用がない
2.患者さんが納得するまで丁寧にご説明
3.安全・安心・信用を徹底した高水準の治療
4.最小限の負担で最大限の治療を実現
5.国家資格保有で、専門分野の鍼灸師が担当
- 陣痛促進
「今日、陣痛が来なければ入院して陣痛促進剤と点滴をすると言われてしまった」
「明日が出産予定日なのに陣痛の気配がない」
「妊娠40週目、陣痛が来なくて困っている」
「姉が陣痛促進剤の副作用で苦しんでいるのを見ているから、できるだけ使いたくない。でも予定日が1週間過ぎていてどうしたらいいか・・・」
そんな方、いらっしゃいませんか?
妊娠10ヶ月!
いよいよ出産の準備にとりかかるこの時期、陣痛はまだかまだかと待ち構えていることでしょう。
しかし、中には出産予定日前後になっても一向に陣痛が始まらないこともあります。
このホームページを見ているあなたも、陣痛が来なくて焦っている一人ではないでしょうか?
病院では陣痛促進剤と入院の準備を進めているけれど、私は自然なかたちで陣痛、出産をしたいという方。
そんな妊婦さんにお勧めなのが鍼灸(しんきゅう)治療です。
陣痛促進剤を拒んでいると、お腹の中で赤ちゃんが大きくなりすぎて、自然分娩どころか妊娠中毒症になってしまい、母子ともに危険な状態になることもあります。 とはいえ、促進剤を使用した場合、誘発された陣痛は自然陣痛に比べ子宮の収縮回数が多く、より強烈な痛みになりやすいことが知られています。
出産予定日間近なのに陣痛が来ない方や、その他、陣痛に関するお悩みをお持ちの方、お電話での相談だけでも結構ですのでお気軽にお問い合わせください。
- 腰痛
肩こり・腰痛は、女性にとって切っても切れない関係にある症状の1つです。
これらの症状は、単純にデスクワークや、携帯電話、スマートフォンの使い過ぎなど疲労が原因であらわれるものではなく、女性ホルモンのバランスによって大きく左右されてしまいます。そのため、働き盛りの女性や、年齢と共にあらわれる症状というより、初潮を迎えた時から始まります。
一生のうちに女性ホルモンのバランスが変化することで、カラダへ影響を及ぼし、肩こりへとつながります。
また、日常生活の精神的、肉体的ストレス、過剰なダイエットなどによってさらに女性ホルモンのバランスは崩れ、肩こりだけでなく、頭痛、腰痛、不妊症、子宮内膜症、つわり、逆子、更年期症状など様々な症状があらわれることも珍しくありません。
当院では、開院当初より女性特有の症状を専門におこなってきたため、安心して治療、健康管理が可能となります。
女性は、生理周期、女性ホルモンのバランス等によって腰痛の原因となることがあります。
女性に多い腰痛は以下のようなものがあります。
●生理前痛としておこる腰痛
●生理痛と同時に起こる腰痛
●生理不順による腰痛
●便秘による腰痛
●冷え症の腰痛
●妊娠中の腰痛
●更年期の腰痛
●自律神経の乱れによる腰痛
●貧血による腰痛
●ヘルニアが原因の腰痛
●脊柱管狭窄症が原因の腰痛
当院では、まず患者さんから体の気になる症状やその内容をうかがって、その症状の原因を突き止めます。
その後、治療内容と今後の方針を極力わかりやすく説明させていただき、患者さんにご納得いただいてから治療に入ります。
女性の体はデリケートです。どの年代においても女性ホルモンの関係、女性ならではの症状としてあらわれます。そのため、どんな症状でも、女性ホルモンとの因果関係があるのか確認する「問診」をとても大切に考えています。
問診後は、実際にどのような状態なのか、その症状の原因が何なのか確認するための検査をします。
症状によっては、すぐ病院に行き処置をしなければならない病気が潜んでいることもありますので、治療前の大事な作業です。また、脈を診ることで、生理周期の変化も読み取ることができるため、乱れているのか確認します。
検査項目は、西洋医学的な検査に加え、東洋医学的な診断もおこないますので、脈をみたり、お腹の状態を確認したりすることもあります。
- 妊娠初期からのつわり対策

妊娠すると8割の人が経験している「つわり」。
つわりとは、妊娠4週~16週くらいの期間にみられる吐き気や嘔吐、においや食べ物の嗜好の変化で、一般的には、妊娠することで大量に分泌される妊娠ホルモン(hCG:ヒト絨毛ゴナドトロピン)が原因とされ、妊娠5か月以上でも15%ほどの妊婦さんがつわりを感じています。
当院では、妊娠8ヶ月でもつわりに苦しんでいると来院される患者さんもいるくらいです。
つわりは妊娠の合図であり、待望の赤ちゃんを授かった喜ばしいことかもしれませんが、近年の傾向として、虚弱体質の女性、ストレス過多、高齢での妊娠という影響で、実際に感じる症状は、つらい症状が多いです。
当院では、開院当初より女性特有の症状を専門におこなっており、思春期の生理痛、生理不順から不妊症、妊娠中、産後のケア、更年期障害の治療と、生涯に渡って、女性ホルモンの変化に関係する症状の治療をおこなっているため、安心してつわりの治療、健康管理が可能となります。
★陰体質のつわり
陰体質のつわりとは、ずっとダラダラ気持ち悪さが続く、あまり嘔吐することなくムカムカ・スッキリしない状態です。
進行すると陰が弱り「陰虚」の状態になります。この状態になると、まったく食事も水分も摂取できず脱水になりやすく、入院することもあります。
★陽体質のつわり
陽体質の女性では、妊娠初期からつわりが強く、14~15週くらいで落ち着きます。
しかし、落ち着くまでは吐き気、嘔吐が強く出やすい傾向にあり、つわりが落ち着けば症状が出なくなります。陽とは火と同じで、一気に燃え上がり、すぐ鎮火するといったイメージです。陽の体質は、陽虚になる前につわりが治まります。
★★★
つわりは、妊婦さんならだれもが経験するといっていいほど一般的な症状ですが、人それぞれ症状も、つらさも違います。
時が過ぎれば楽になると我慢していると、それだけでストレスになる場合もありますし、栄養失調、脱水症状を引き起こし入院しなければならないケースも少なくありません。
赤ちゃんにしっかりと栄養を与え、健康に育ってもらうためにもつわりの治療が必要となります。
※妊娠中に風邪や帯状疱疹、難聴など病気にかかってしまうこともあり、薬が使えない状態にも鍼灸治療で対処することができます。
つわりかな?と感じたら、鍼灸治療で安心して出産を迎える準備をしましょう。
- 起立性調節障害

朝、体調が悪く学校に行けない、休みがちになるお子さんの原因は一人ひとり異なります。
その中でも、朝起きれない、気持ちが悪い、頭痛がするなどの症状を伴う「起立性調節障害」は、思春期に好発する自律神経機能不全の一つで、適切な治療が必要となり回復する病気です。
起立性調節障害は、鍼灸治療で改善されます。
起立性調節障害は、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れる病気です。そして、鍼灸治療は、起立性調節障害に最も効果のある治療法の1つです。鍼灸治療は、薬のように副作用もなく、自律神経機能を正常に働かせる治療法です。
★朝調子が悪くて学校に行けない
★朝礼で立っていると貧血を起こす
★起立、礼をすると気持ち悪い
★頭痛や腹痛で授業に集中できない
★ふらつきがあるので階段が怖い
★持久走や水泳で吐いてしまう
★給食をおいしく食べられない
★入浴後に調子が悪くなる
以上のような項目で、一つでも思い当たればご相談ください
- 潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎の具体的な症状は、「血便、下血、頻便、腹痛」など生活に支障がでるような重いものばかりです。
症状が軽い場合は少量の血便程度ですが、悪化するにつれトイレの回数が増え、粘血性下痢、動悸のような症状や、貧血も起こるようになります。 また、潰瘍性大腸炎の特徴として病状が良い時期と悪い時期を交互に繰り返すことがあげられます。 潰瘍性大腸炎がさらに悪化すると大出血を引き起こします。 場合よっては大腸の壁に穴が開いて腹膜炎になったり、大腸がんになることもあります。
一般的な病院では、ほとんどの場合にストレスが生まれる日常生活と遮断するため、また、経過観察し自然回復を待つなどの理由から入院を余儀なくされ、ステロイド薬を使用した治療が行われます。
近年、免疫性の病気は右肩上がりに増加しています。 アレルギー性疾患、膠原(こうげん)病、潰瘍性大腸炎も同様です。 (もちろん免疫によるものだとはっきりしたわけではありませんが、免疫が関与しているということまではわかっています) 19世紀が感染症、20世紀が悪性新生物(ガン)と戦ったとするなら、21世紀は免疫性疾患との戦いとなるのではないでしょうか。 最近の研究では、鍼灸治療が免疫機能に及ぼす効果が医学的に大変大きな注目を集めています。 体が疲れていたり、強いストレスが加わったり、冷えたりすると病気にかかりやすくなりますよね。 風邪にかかった人が屋外で遊べば悪化するのと同様に、潰瘍性大腸炎であっても病院で原因不明と言われてあきらめていては悪化するのはむしろ当然なのです。 西洋医学をベースとする病院では原因不明な潰瘍性大腸炎ですが、東洋医学的に原因を探るとその方の生活習慣や環境、体質などが大いに関わっているケースがほとんどなのです。 鍼灸治療では、潰瘍性大腸炎の症状やステロイドをやめた際の副作用を抑えながら自分自身で治せるよう、全身の体づくりを目的とした体質改善を行います。もちろん、病院で処方されるステロイドのような副作用や依存性は一切ありません。 そして、体質改善と体調管理を併用することで、発症した生活環境に戻っても再発防止へと繋がるのです。 潰瘍性大腸炎には、副作用を伴うステロイドのような薬を続けるよりも、しっかり治す鍼灸治療が効果的なのです。
- 更年期障害
女性は、一生のうちに初潮、月経、妊娠、出産、閉経というタイミングで身体が大きく変化します。
この変化には、エストロゲンという女性ホルモンが大きく関わっており、生理を迎える思春期、約28日サイクルの月経周期、妊娠・出産が可能な性成熟期の中で卵巣から分泌されるホルモンの働きに影響を受け、心身の変化が見られます。
一般的に子育ても一段落する人が多い50代前後の女性では、更年期という問題があらわれることがあります。
更年期は、エストロゲンの分泌が急激に減少してしまい、同時に女性のライフステージの変化に伴う心身への影響も大きく、女性ホルモンだけでなく、自律神経系の不調をも整えることができる鍼灸治療が必要です。
当院グループは、平成元年より生理痛、不妊症、つわり、逆子、更年期障害など女性特有の症状を専門に治療をおこなってきたため、安心して治療、健康管理が可能となります。更年期障害のように、女性ホルモンの変化に伴う症状と自律神経症状を伴う疾患には専門の鍼灸治療が有効です。
一般的に、更年期障害療の治療法としては、ホルモン補充療法、漢方薬、自律神経調整薬、抗うつ薬、抗不安薬などがあります。しかし、近年、乳癌とをはじめとするリスクが、治療効果を上回ってしまったため、必要以上に積極的には使用しなくなってきました。
ホルモン補充療法は、減少したエストロゲン(卵胞ホルモン)を補充する療法です。また、子宮を有する場合には、黄体ホルモン(プロゲステロン)を一緒に投与します。これは、子宮内膜の増殖を防いで子宮体がんを予防する目的があるからです。
鍼灸院である当院の場合、薬を使わず、もしくは併用しながら、鍼灸治療をおこなうことで、現在お悩みの諸症状をやわらげ、自然に更年期をこえるお手伝いをしていきます。
- 薄毛・抜け毛

★こんな方にオススメ★
・洗髪時や乾かす時に抜け毛が増えた
・髪の毛が細くなってきた
・髪が弱り髪型が決まらない
・地肌が見えるようになってきた
・出産後から抜け毛が目立つ
・薬の副作用で毛が抜けてきた
・無理なダイエットで抜け毛が始まった
・EDの副作用が嫌だから薬を使いたくない
・HARGや植毛は高額で手が出せない
薄毛にとって必要なことは体質改善と局所治療です。
当院では、特に髪の成長に重要な頭皮の毛根部に直接アプローチしていきます。
頭皮の血流が良くなりヘアサイクルが整う事で発毛 育毛を促します
鍼灸治療のメリットは、東洋医学的な考え方の治療と、現代医療的な考え方の両方をおこなうことができることです。
また、薄毛専門の局所的な鍼灸治療では、単純な血行促進だけではありません。鍼灸治療は、直径 0.1mm程の世界一細くて精密な日本製鍼を使用することで、痛くない治療と同時に鍼灸針の微細な刺激によって再生医療のプロロセラピーと同様の効果があり、自己の幹細胞を生成させることで、毛母細胞の分裂を促します。
自然に発毛したいという方、相談だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
- 顔面神経麻痺

当院は、平成元年開業当初より、突発性難聴や耳鳴り、めまいに悩む多くの患者さんに接し、治療をしてきました。その中で、難聴と同じくらい悩んでしまう顔面神経麻痺、あるいは、難聴と同時に顔面神経麻痺を発症してしまった患者さんから治療のご相談を受けることが年々増えてきました。
顔面神経麻痺とは、顔の表情をつくる筋肉が動かなくなってしまう病気で、今まで、そのほとんどが原因不明とされてきました。しかし2011年、顔面神経麻痺 診療の手引というガイドラインが作成されるようになり、原因やそのメカニズムが解明されてきています。
当院では、顔面神経麻痺に対する正しい知識を習得し、最新の情報を取得するため、毎年開催している日本耳鼻咽喉科学会、顔面神経麻痺リハビリテーション技術講習会、日本顔面神経学会(旧:日本顔面神経研究会)にも参加し、そこで得たものを治療の現場にフィードバックしております。
- 頭痛・片頭痛
肩こり・頭痛は、女性にとって切っても切れない関係にある症状の1つです。
これらの症状は、単純にデスクワークや、携帯電話、スマートフォンの使い過ぎなど疲労が原因であらわれるものではなく、女性ホルモンのバランスによって大きく左右されてしまいます。そのため、働き盛りの女性や、年齢と共にあらわれる症状というより、初潮を迎えた時から始まります。
一生のうちに女性ホルモンのバランスが変化することで、カラダへ影響を及ぼし、肩こりへとつながります。
また、日常生活の精神的、肉体的ストレス、過剰なダイエットなどによってさらに女性ホルモンのバランスは崩れ、肩こりだけでなく、頭痛、腰痛、不妊症、子宮内膜症、つわり、逆子、更年期症状など様々な症状があらわれることも珍しくありません。
当院では、開院当初より女性特有の症状を専門におこなってきたため、安心して治療、健康管理が可能となります。
また、頭痛に対して、日本頭痛学会では、治療のガイドラインとして、鍼灸治療をあげています。特に、片頭痛に対しては非薬物療法として鍼灸治療の推奨度をAに位置づけています。(Aを最も推奨しています)
もともと、一時性頭痛の原因である筋肉や血管の状態は鍼灸治療が最も適した治療法であり、近年の自律神経が乱れやすい、また女性ホルモンのバランスが乱れやすい生活環境を考えると、鍼灸治療を第一選択とし、治療だけでなく、再発防止のための予防治療にも活用していくことが望ましいです。