- 総合鍼灸(はじめての方)
当院では、どのような症状の患者さまであっても、全身を総合的に治療します。
鍼灸治療は、患者さまの治る力を高めるものです。
一番つらい症状をメインに治療しますが、全身を整えることで、治療効果の持続時間が長くなります。
お灸を比較的多く用いるのも当院の特徴だと思います。
せんねん灸タイプのものから、灸頭鍼、昔ながらのもぐさをひねる方法など、さまざまなお灸を使い分けています。
お灸は熱くなくて「気持ちのいい」ものだということを、ぜひ体験してください。
全身のバランスが整い、血流が良くなることで、治療後、身体が「ホカホカする」「すっきりした」「軽くなった」という声がよく聞かれます。
また、根本から元気になっていくので、睡眠の質の改善や花粉症の軽減、カゼを引きにくくなるといった効果も期待できます。
※当院では、問診を大切にしています。
初回の方は、詳しい問診表に記入していただくため、予約時間の10分程前にお越しください。
- 総合鍼灸(2回目以降の方)
前回の治療後の身体の変化(とくに治療当日~翌日)をお知らせください。
鍼灸治療が初めての方や敏感な方は、治療後に身体がだるくなったり、眠くなったりします。(長風呂に入った後のような感じ)
その分、ぐっと深く眠れて、次の日すっきりするようであれば、鍼がよく効いたと思ってください。
治療翌日にも気だるさが残るようであれば、2回目以降の刺激量を減らします。
どうしても鍼がこわい方や、とくに敏感な方には刺さない鍼もありますので、ご安心ください。
患者さまにはいつも言うのですが、とにかく「我慢しないでください」。我慢していいことは一つもありません。
治療中も、痛い・あつい・寒い・怖い・・・など、遠慮せずに申し出てください。
治療を受けている1時間は、絶好のリラックスタイムです。
鍼灸治療を受けて、自律神経のバランスを整えましょう。
- 不妊・逆子・女性外来(はじめての方)
当院には、経験豊富な女性スタッフが在籍しています。
不妊や逆子、更年期、生理痛など女性特有のお悩みでお困りの方は、ぜひ当院の鍼灸治療をおすすめします。
不妊という言葉が一般的ですが、当院では、不妊ではなく「未妊」と捉えています。不妊=「妊娠しない、できない」イメージですが、そうではなく、「まだできていない」だけという意味で「未妊」という言葉を使っています。
女性外来では、東洋医学の観点から身体全体を整える治療を行ないます。
『妊娠しやすい身体=心身ともに健康な身体』です。
健康な身体づくりのために、鍼灸治療とあわせて、日常生活での注意点やご自宅でできるお灸などの指導も行なっています。また、ストレスのたまりやすい不妊治療の悩みも一対一でじっくりお話しをお伺いします。
女性とくにお母さんになると、どうしてもご自身のことは後回しにしてしまいがちです。
ですが、体調がすぐれないと、どうしてもイライラしてしまったり、気分が落ち込んだりと、情緒不安定になりやすくなります。
ぜひ鍼灸治療でお身体を整え、笑顔で毎日をすごしましょう♪
※女性スタッフご希望の場合は、ご予約時に女性スタッフをご指名ください。
- 不妊・逆子・女性外来(2回目以降の方)
●将来赤ちゃんが欲しいなと漠然と望んでいる20~30代の女性の方へ
月経不順や生理痛、冷え性など放置していませんか?
『健康な身体=妊娠しやすい身体』です。
将来赤ちゃんが欲しいと望んでいるのであれば、ご自分の身体を大事にして、妊娠しやすい身体の土台づくりを始めましょう。
●不妊治療の通院ペースは?
妊娠するためには「妊娠しやすい身体づくり」が欠かせません。鍼灸治療では、体調を整えることによって、妊娠しやすい土台づくりをしていきます。
そのためには、最低でも3ヶ月は鍼灸治療を継続してください。できれば、週1回のペースが望ましいですが、10日に1回、2週に1回でも構いません。
続けることが大事です。
鍼灸治療を続けていると、「よく眠れるようになった」「頭痛や肩こり、腰痛が軽減した」「冷えやむくみが改善した」「生理痛がなくなった」「お通じがよくなった」「疲れにくくなった」・・・
週に1回の鍼灸治療を約3ヶ月間続けることで、多くの方がこのような体調の変化を実感することができます。
結果として、「妊娠」の可能性が高まります。
●逆子治療の通院ペースは?
逆子治療では、週数が遅れるほど戻る確率が低くなってしまいます。逆子とわかったら一日でも早く鍼灸治療を受けることをおすすめします。
30週までであれば週1回、30週をすぎれば週2回の通院が目安となります。
- 小児はり
「小児はり」は「刺さないはり」です。
「小児はり」と呼ばれる特殊な鍼(はり)を使って、皮膚をやさしくなでるように刺激します。その刺激はとても心地よく、赤ちゃんから大人まで安心して使用することができます。
赤ちゃんに使用するのですから、「まったく痛くありません」。
小児はりによる皮膚への軽い刺激が、自律神経のバランスを整え、内臓の働きを活性化します。
小児はりをすることで、心身の調和が図られ、免疫力や自然治癒力が高まるので、病気に対する抵抗力が増し、健康な心身の発育を助けます。
●どんな症状に効くの?
夜泣き・かん虫・寝つきが悪い
便秘・下痢・食欲がない
アトピー性皮膚炎 など
●通院のペースは?
原則として、3日間を1クールとします。
※その後の通院ペースに関しては、個々の状況に応じて異なります。
症状がよくなっていても、1ヶ月に1クール(3日間)の治療を続けることで、症状の再発を予防し、カゼをひかない元気な体質へと変化していきます。
●対象年齢は?
生後1ケ月頃~小学校6年生くらい
- 小・中・高校生(はじめての方)
小・中・高校生を対象とする総合鍼灸です。
この年代は、とくに心身の発達スピードが速いので、急性期の症状であれば、数回の治療で完治することも珍しくありません。
大人でも、西洋医学でも同じなのですが、症状が出始めてすぐに治療を開始すれば、それだけ治るまでの時間は短くなります。
慢性症状であれば、月に1~2回のペースでじっくりと体質改善を図っていきます。
- 小・中・高校生(2回目以降の方)
鍼がどうしても怖ければ、刺さない鍼を使うこともできます。
●鍼って痛いの?
「全然痛くない」もしくは「思ったより痛くない」というのがよく聞く感想です。
鍼治療に使うハリは、髪の毛ほどの細さしかありません。
慣れた患者さんであれば、気持ちよくて治療中に寝てしまうことも、よくあります。