- 肩こりコース
肩こりといってもその原因は様々です。
患者様の生活習慣、仕事とその時の姿勢など多岐に渡ります。
事前におこなう面接や検査をすることにより、肩こりの原因を把握して施術をさせていただきます。
対象疾患は肩こり症、頸椎椎間板ヘルニア、変形頚椎症、脊柱管狭窄症、胸郭出口症候群、頸肩腕症候群、五十肩(肩関節周囲炎)、上腕二頭筋長頭腱炎、腱板炎、肩峰下滑液包炎などとなります。
■施術の流れ■
1.事前の面接
記入していただいた問診票を基に、患者さんの一番つらい症状とその経過、お仕事、生活習慣、現在までの病気歴、飲んでいる薬などについてお聴きします。
2.原因特定のための検査
(1)神経の検査・・・神経の障害が肩こりの原因となっていることがありますので障害の有無を確認いたします。
(2)五十肩の検査・・・対象年齢の患者様におこないます。施術内容がいわゆる肩こりと異なりますので確認させていただきます。
3.施術内容の説明
事前の面接、検査結果から肩こりの原因と思われる事、それに対する施術の目的、流れを説明いたします。
4.施術
鍼を打つことにより血流改善を促し、肩こりの解消を目指します。もちろん肩への施術はいたしますが、事前の問診・検査で特定した原因に対するお身体(腰や背中など)への施術も併せておこないます。
5.施術の効果の確認
施術直後の効果を確認させていただきます。また効果が少しでも長続きするように生活上の注意点をアドバイスさせていただきます。
- 腰痛コース
腰痛は大きく分けて2つにに分けられます。
まずはどのような検査をしても原因がわからないもの、いわゆる「腰痛症」といわれるものです。
腰痛症は腰痛の8割強を占めています。
もう一つが腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などのように原因があって腰痛の症状がでるものです。
これが2割強を占めています。
この2つは施術の仕方が異なるので判別が重要になります。
対象疾患は非特異性腰痛症、筋・筋膜性腰痛、姿勢性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などとなります。
◆施術のながれ◆
1.事前の面接
事前に記入していただいた問診票を基に一番つらい症状とその経過。
お仕事、生活習慣、現在までの病気歴、飲んでいる薬についてなどをお聴きします。
2.いわゆる「腰痛症」と原因のはっきりしている腰痛と区別するために検査をおこなわせていただきます。
①神経の障害の検査
神経の障害が腰痛の症状の原因となっている場合がありますので、障害の有無を確認させていただきます。
②筋肉の障害の検査
腰の動きには様々な筋肉が関わっています。その筋肉をなんらかの理由で痛めると腰痛の原因となることがあります。
痛めていると思われる筋肉を特定するために検査をさせていただきます。
3.施術内容の説明
事前の面接、検査の結果から腰痛の原因と思われる事、それに対する施術の目的、流れをご説明させていただきます。
4.施術
いわゆる「腰痛症」に対して施術により血流を促し腰痛の解消を目指します。
事前の面接と検査によって必要だと思われたときは、背中や首・肩や膝などへの施術させていただきます。
5.施術の効果の確認
施術直後の効果を確認させていただきます。
また効果が少しでも長続きするように、生活上の注意点をアドバイスさせていただきます。
- 自律神経調整コース
自律神経の乱れはいろいろな症状となって身体に現れます。症状は頭痛、肩こり、腰痛、下痢、便秘、不眠、不安感、全身のほてり、冷えなど実に様々です。鍼灸施術により全身の調整をしながら、個々の症状に対応して身体の状態の改善を目指します。
◆施術の流れ◆
1.事前の面接
事前に記入していただいた問診票を基に一番つらい症状とその経過、お仕事、生活習慣、現在までの病気歴、飲んでいる薬についてなどをお聴きします。必要な場合プライベートな事をお聴きすることがありますが、話したくないことは無理に話さなくてもかまいません。
2.頭痛、肩こり、腰痛などで鍼灸師のできる検査をおこなうことにより、他の原因によるものでないことを確認いたします。
3.施術内容の説明
事前の面接、おこなった検査の結果から施術方法、目的、流れを御説明させていただきます。
4.施術
身体全体の調整を目的とする施術と現れている個々の症状に対する施術とを合わせておこないます。これによって自律神経を整え身体の調子の改善を目指します。
5.施術後の確認
施術直後の効果を確認させていただきます。また効果が少しでも長続きするように生活上の注意点をアドバイスさせていただきます。
- スポーツ鍼灸コース
主な施術対象はオーバーユースによる慢性の障害とその予防、コンディショニングの調整、競技力の向上となります。
◆施術の流れ◆
1.おこなっているスポーツの種目、レベル、スポーツ歴、練習量、年齢、現在の一番つらい症状とその経過、現在までの負傷歴、病気歴、使用している薬などをお聴きします。
2.スポーツ障害に関してはその確認のため鍼灸師ができる検査をいたします。その他触診により筋肉のハリ具合、関節等などの動きを確認させていただきます。
3.施術内容の説明
事前の面接、おこなった検査、筋肉ハリ具合、関節等の動きから施術方法、目的、流れをご説明いたします。
4.施術
スポーツ障害では鎮痛を目的に施術をおこないます。スポーツ障害の予防、コンディショニングの調整、競技力の向上においては、全身の疲労回復。全身状態を良好に保つことを目的に施術をおこないます。
5.施術後の効果の確認
施術後の筋肉ハリ具合、関節等の動き、痛みの鎮痛具合を診て、施術効果を確認させていただきます。
- 一般鍼灸コース
肩こり、腰痛、自律神経調整、スポーツ傷害以外の疾患に対する鍼灸施術コースです。
本コースは主に慢性疾患を扱うことが多く鍼灸施術単独での対処は難しい場合は、医師との連携を取りながらの施術となります。
施術の目的も病気そのものに対するものというよりはQOL(生活の質)の向上を目指すものとなることがあります。
今までで施術したことのある慢性疾患は次の通りです。
パーキンソン病(便秘、冷え、腰痛、肩こりなど)、糖尿病(両側の足の末梢性神経障害)、慢性腎臓病、脳血管障害後遺症、間質性膀胱炎、肝膵癌(抗癌剤による吐き気の軽減、胃腸の調子を整えて体力の回復を図る)、高血圧、帯状疱疹後神経痛、肋間神経痛、不眠症、頭痛、眼精疲労、耳鳴り、頻尿(過活動膀胱など)、新型コロナウィルス感染症後遺症、味覚障害、歯痛、顎周囲の違和感等となります。
◆施術の流れ◆
1.事前の面接
事前に記入したいただいた問診票を基に現在一番つらい症状とその経過、お仕事、生活習慣、過去の病気歴、現在の病気とその経過、飲んでいる薬などをについてお聴きします。
2.鍼灸師ができる検査をおこないます。触診や皮膚の状態の確認、神経障害の症状が出ていれば重篤な症状との判別をおこないます。医師の診察および検査結果を見せていただければ確認させていただきます。血圧と脈拍を診せていただくこともあります。
3.施術内容の説明
事前の面接、おこなった検査の結果から施術方法、目的、流れを御説明させていただきます。
4.施術
それぞれの病気に対する施術と現れている症状に対する施術を合わせておこないますが主な目的は、病気そのものに対するものというよりはQOL(生活の質)の向上を目指すものとなります。
5.施術後の確認
触診、皮膚の状態、血圧の測定、脈拍の確認などにより患者様の身体の状態を確認させていただきます。また生活上のアドバイスをさせていただきます。
- 小児鍼コース
小児鍼は軽微な皮膚刺激を主とした江戸時代から関西を中心に専門的に施術がおこなわれてきたもので、小児の保健や病気の予防を目的に広くおこなわれています。
用いる手技は、鍼を皮膚に当ててわずかに接触させる接触鍼と、皮膚に鍼を当てる角度により刺激量を調整して軽く摩擦する摩擦鍼です。施術時間は長くても5分程度、施術部の皮膚に赤みがさしたり、軽く汗ばむなどが目安となります。
・適応年齢
生後1か月から小学校6年生くらいまで
・施術対象
疳の虫、夜尿症、小児喘息、アトピー性皮膚炎、慢性気管支炎、消化不良、便秘、下痢、湿疹、虚弱体質、肩こり、頭痛、筋肉痛、成長痛、捻挫、打撲、腹痛、チック症、吃音(どもり)など
小児鍼は御両親との信頼関係が大切になります。乳幼児は自分でつらい症状を説明できません。御両親、特にお母様とのコミニケーションを大切にいたします。施術についてわからないこと、不安なことがこざいましたら遠慮なくお尋ねください。
- 健康保険施術コース
健康保険を使用して鍼灸施術を受けることができます。
健康保険で受けられるのは
神経痛、リウマチ、腰痛症、五十肩、頸肩腕症候群、頸椎捻挫後遺症と医師が鍼灸治療が必要と判断した場合です。。
施術を受けるためには医師の同意が必要となります。施術を受けるための手順は次の様になります。
1.かかろうとする鍼灸院に行き、同意書用紙と同意依頼書をもらいます。
2.同意書と同意依頼書をかかりつけの医師、病院などに持参して必要事項を記入していただきます。
3.同意書と保険証をもって鍼灸院へ行きます。
4.健康保険で施術を受けることができます。
※注意事項がございますので詳細はお問い合わせください。