はり院　minamoto ルート治療専門 | 相模原市の鍼灸院・美容鍼サロン

米田　創

私は元々、スポーツの世界に身を置いてきました。

高校卒業後、トレーナー養成学校へ進み、
鍼灸の資格を取り、社会人サッカーチーム「HONDA FC」、
そしてJリーグの「FC町田ゼルビア」では専属トレーナーとして活動しました。

選手のケア、怪我のリハビリ、再発防止のトレーニング。
“怪我をする前よりも動ける体に”を信念に、
9年間、この世界に全力を注いできました。

今振り返ると、
あの時間があったからこそ、私は今、
人の「本質の痛み」に気づけるようになったんだと思います。

結果を出すこと、パフォーマンスを上げること、
その裏で、本人ですら気づいていない不調がある。
それをどう見抜き、どう整えるか。
スポーツの現場での経験が、今の治療にすべて生きているのです。


ルート治療という治療法に人生をかけています。

なぜそこまでして、この治療に全てを注ぐのか
それには、私自身の人生を変えた“ある出来事”がありました。

「……今月も、ダメだった」

その言葉を口にした妻の声が、今でも耳に残っています。
泣きもせず、笑いもせず、感情を失ったようにうつむく姿に、
私は、何も言えませんでした。

不妊治療...
タイミング、ホルモン治療、漢方…
何度も期待しては、絶望に突き落とされてきました。
「異常なし」と言われながらも、なぜか授からない。

気づけば、私たちは希望を語ることすらやめていました。

“自然に任せよう”
そう決めたのは、もうこれ以上、妻の涙に耐えられなかったからです。

でも
その“自然”は、あまりにも遠すぎた。


そんなある日
妻から突然プレゼントと言って箱をもらいました
開けると、
エコー写真が入ってた

「妊娠……した」

びっくりしすぎて信じられなかった
本当に信じられなかった

自然と涙が込み上げてきて、最高にうれしかった

2024年8月
娘が産声をあげました

その瞬間、心の奥が爆発したように熱くなって、
12年間のすべてが報われた気がしたんです。

その時期、私たちの生活の中で唯一変わっていたことがありました。

それが「ルート治療」でした。

私自身が治療を受け、
妻は、私が技術を習得するための練習台になってくれていた。
不妊治療を意識していたわけではない。
不調と感じていた部分を中心にやっていただけ。
妊活のために何が新しく始めたこともなく、
変わったのはそこだけでした。

私は確信しています。
この治療が、娘を運んできてくれたんだと。


「もっと深く、もっと根本から体を変えたい」

そう強く思った私は、2021年、ついにルート治療を学び始めました。

最初は驚きました。
「え、こんなに刺すの？怖い…本当に効果あるの？」
でも気づいたら、のめり込んでいました。

33人のモニター、何度も繰り返す練習。
手が覚えるまで、魂が染み込むまで、ただひたすらに打ち込んだ。

その最中に、奇跡の妊娠。
私は決意しました。

「もう迷わない。ルート治療で生きていく」

2024年、ルート治療専門はり院「minamoto」を開院。

肩こり、腰痛、生理痛、不妊、自律神経の乱れ——
さまざまな不調で悩む方が来院されます。

私は、この治療が「体を整えるだけのもの」とは思っていません。
整うのは、体だけじゃない
心も、未来も、変わっていく

その人の人生が、少しずつ前に進みはじめる

それを私は、誰よりもリアルに体験しました


「もしかしたら、私も変われるかもしれない」
その小さな希望を抱えて、ここへ来てくれるあなたに、
私は全力で、命を込めて向き合います

娘の笑顔を見るたびに思うんです。
「この治療に出会えて、本当に良かった」と

そして今度は、あなたの番です

あなたのその不調、私と一緒に向き合ってみませんか？

お会いできる日を、心から楽しみにしています