鍼灸サロンmuSubi（出張） | 川崎市多摩区の鍼灸院・美容鍼サロン

大久保　祥子

初めまして、鍼灸師の大久保祥子です。


私は高校生の頃に手に職をつけたいと思い色々な資格を調べていました。美容に興味があろことからエステの専門学校を見学しました。そこで出会った相談員さんに国家資格を取るなら鍼灸師がいいよとオススメされました。

それが鍼灸との出会いでした。

そこから興味が湧いた私はすぐに鍼灸の専門学校に見学に行き、知らない事へのわくわくと何となく楽しそうだし、鍼灸が出来る事の幅の広さに魅力を感じて、この道に進む！と決めました。

入学してみたらクラスの半分は年上で同性の子はわずか5人でした。高校生活とは全く違う学校生活でしたが、とても刺激的で学びのある3年間でした。

当時20歳の私は卒業後のことを考えていました。
専門学校を卒業してから30歳までのライフプランを立てようと思い考えました。

20代は鍼灸関連の興味のある事を全部やって
30代からは本気で鍼灸に向き合おうと。
その中で結婚もして、子供も産んで、いつか独立すると考えていました。

今思うととても浅はかだなと思いますが
ライフプランを立てて良かったなと思っています。

実際に20代は鍼灸師としても、
また鍼灸に繋がるところで働き
沢山飲みニケーションをして
沢山の人との出会いもありました。

その中で今の夫とも出会い結婚に至りました。

そこからは少しライフスタイルが変わったり
夫婦での時間を楽しみました。
その後、子作りを考え始めてからは
働き方に迷いが出てきました。

ここまでで割とライフプラン通りになってるなと思うのですが
どんな鍼灸師になりたいかがそこまで考えられておらず
鍼灸師としてどうしていくかでとても悩みました。

大きな要因としてこの時点で鍼灸師としてかなりブランクがありました。鍼灸師として復活しないともう出来ないかもしれないと思いました。

でもそれと同時にまだ大丈夫、出来るとも根拠のない自信もありました。

子供は待ってくれないし、とりあえず先に子作りだと思い妊活を始めました。

一年程の妊活を経て妊娠するとつわりが重かったり、切迫早産とで入院や安静の日々でした。私にとってはすごく過酷な10ヶ月間でした。ですが、この経験が今の私を作ってると思っております。


"家に鍼灸師が来て欲しい"

妊娠中にとてもそう感じました。

実際同業のお友達に家に来てもらって
鍼灸をやってもらい、
すごく楽になったこともあり

鍼灸師ってもっと身近にいて
もっと身近に受けれたら
もっとみんな健康になれるんじゃないかと
本気で思いました。

薬を使わずに治療が出来るって素敵だなと改めて思いました。

それまでの私は美容と鍼灸を掛け合わせて綺麗でオシャレな店舗を作って独立出来たらいいな〜と自分のお店を持つ事に憧れみたいな感覚でいました。

ですが、妊娠・出産を経てからは感覚が一気に変わりました。

鍼灸をもっと身近に感じてもらいたいと思い
自分の思う鍼灸師像が出来上がりました。

この先はずっと鍼灸一筋で行こうと思いました。

そうなった時にまず雇われて働くか独立するかでもすごく悩みました。雇われてる時には決まり事やどのお客様にも同じ事をやっていたりしたのがすごく違和感でもあり、もっとこうしたらお客様に良いのになと感じながら働く事が多くありました。

お客様一人一人の身体は全然違うのに同じ事をやるっていう違和感をまた感じるぐらいならお客様に合わせた治療が出来る鍼灸院を作ろうと決意しました。

これで出来上がったのが出張スタイルの鍼灸でした。

"自分の友達や家族に鍼灸師がいるからいつも自分の体調管理をお願いしてる"

こんな風に思って私を呼んでほしいなと思っております。

私は自分の家族や親しい友人にはずっと健康でいて欲しいと思っていますし、自分のお客様にも同じように想っております。

一生を面倒見させていただくつもりで関係を築いていきたいと考えております。

私は親しい友人だとしばらく音信不通でも久々に会ったらすぐに元に戻れるものだと思っております。

継続的に治療するのは大事ですが、日々生活していると身体にだけ目を向けられなくなるタイミングはあると思っています。

でもふと身体に気持ちが向いた時に、またお願いしようって思ってもらえるような関係性を作っていきたいなとも思っております。

世界中の全ての人を健康に導くお手伝いは出来ませんが、私の身の回りの人ぐらいは心と身体が元気に過ごせるお手伝いは出来るかなと思っておりますので、宜しくお願いします。

こんな長い文章を最後まで読んでいただいた方とはとても親しくなれそうな気がします笑