幹鍼灸院

当院はJR浦和駅西口徒歩5分、埼玉会館に向かう「さくら草通り」に面したビルの6階にあります。

現状
１．ご来院頂いている患者さまの多くは、腰痛、首肩こり、五十肩、膝痛、慢性腎臓病（CKD）、そして不妊鍼灸をご希望される患者さまです。

施術は経絡治療（東洋医学）がベースですが、局所治療では筋肉、筋膜など解剖学にも力を入れております。また、当院では40本の鍼を用いて、全身治療と局所治療の両面からアプローチしております。

目的
１．当然ですが、患者さまの抱えている問題を解決もしくは改善することです。生活習慣やメンタル面などについてもお話しできるよう継続的に勉強しております。

アプローチ（とても専門的かつマニアックな内容になっております。ご容赦ください）

１．鍼治療が何故効くかということを現代医学的観点から追求しています。
２．特に力を入れているのは以下の3点です。後ろにそれぞれのキーワードの説明書きを書いています。
１）経絡≒ファシア
２）本治（全身治療）≒体性自律神経反射
３）“＝”ではなく“≒”なのは、現代医学では容易に理解できないようなものがあるから
補足）腎臓病のマーカーであるCr（クレアチニン値：年齢によりますが、1.0未満であれば概ね問題はありません）が3点台だったのが、1点台に改善されたケースが2例ありました。通常では考えらえないものです。

◇経絡
・“経”とは縦、“絡”とは横、つまり“経絡”とは面です。内臓までとどくものであり、その意味では立体的といえます。一般的にはツボを結ぶ線（経脈）として理解されていると思いますが、正しくは線ではなく、体中を縦横無尽につなぐ道のようなものです。

なお、経脈は主要道路、高速道路のようなものと考えています。
◇ファシア
・結合組織に分類される“膜”です。筋膜、滑膜、腹膜、心膜などあらゆるところに“膜”は存在しています。また、ファシアには動脈、静脈、神経、リンパ管、痛みや熱さなどを感じる受容器など、ライフラインと呼べるような重要な機能が内在しています。
◇体性自律神経反射（体性内臓反射）
・皮膚や筋、筋膜に刺激を加えると内臓の各器官に自律神経を介して種々の反応が誘発されるという生体反応です。