漢方鍼灸院　鳳仙花

当院では

●古典的な東洋医学による「診たて」でお一人ずつの体質をお調べいたします。

●治療は必ず、その体質に合わせて温灸・針・温石などを使って行います。

●不妊症・生理不順・生理痛・冷え症などの婦人科疾患　

●五十肩・肩こり・腰痛などの運動器疾患　

●天気痛・偏頭痛・季節の変わり目の不調

●男性の前立腺の問題（慢性の炎症や肥大）など

その他どうような症状でも対応いたしますので、先ずはお気軽にご相談ください。

当院の治療方針

当院で行っている治療は「昔ながらの伝統的な東洋医学」です。

最も手間と時間の掛かるやり方ですが、最も効果のある堅実な方法です。

当たり前のようなのですが、それは先ず患者さんの体質を把握するところから始めます。

本来、東洋医学では（他の医学もそうなのですが・・・）このような体質の把握、つまり「診たて（西洋医学で言う診断）」をしないと治療の方針が決まりません。

「診たて」もせずに、やみ雲に患部にだけ針を打つというのでは

山登りに例えると、その山のことを調べもせず、またルートも考えずに登り始めるようなものです。

それでも簡単な山なら運よく登りきることが出来るでしょうが、間違えてしまうと患者さんを迷子にしてしまいます。

治癒という山頂のゴールへ向かうためには、その患者さんの体質をよく調べて、治法を考えるといった「診たて」が当たり前なのですが必要なのです。

診たてのために、当院では

●問診（これだけで病の原因から患者さんの性格まで分かることもあります）

●脈診（脈の速さ・強さ・左右差・脈の体表に対する浮き具合・充実度・その他様々な点を見ます）

●舌診（舌の筋肉の状態や苔の具合から、体力の充実度・消化器の具合などを見ます）

●腹診（消化器系の具合や疲労の具合などもよく現れます）

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などなど様々な観点から患者さんを診させていただきます。

治療は患部だけでなく、必ず全身治療も行います。

当院の治療はいわゆる「痛いところ針」のみではありません。

もちろん患部にも針やお灸をしますが、必ず全身治療とセットで施術します。

（当院で頂いている施術料の3800円は、痛いところ針と全身治療の両方込みですのでご安心ください）

何故ならそれは痛いところや、こっているところのみに原因があるのは、ほとんどの場合、打身や捻挫などの外傷に限られているからです。

本来の東洋医学ではそれらの外傷等を「経絡経筋病」と呼んでおります。

例えば肩こりや腰痛にしても「PC作業でじっとしているからこった」とか「重い荷物を持ったから腰を痛めた」と思われるかもしれませんが、それらは「きっかけ」であって原因ではないかも知れません。

本当の原因はストレスを溜めやすく緊張してしまいがちな体質であったり、普段からの過労によって腰を支える大きな筋肉が疲弊していたのかも知れません。

ですから当院では

「痛いところ針」だけでなく、それプラス「個々の体質に合わせた全身治療」も必ずセットで同時に施術します。

行ったらすぐにでも痛いところに針をしてほしい・慢性病を治す秘伝のツボにお灸をしてほしい、と思われるかも知れませんが、あらゆる病気や痛みには、全てお一人ずつ異なる体質・原因があるものです。 

そしてそれを特定するには、特に初診で手間と時間が掛かってしまいます。

なので申し訳ないのですが、初診時には2時間程のお時間を頂いております。

（問診票をプリントアウト・記入してお持ちいただけますと、多少時間を短縮できます）

このように手間のかかる古典的な東洋医学ですが

その優れた点は、その患者さん特有の体質・原因を解き明かすことが出来、なおかつ対応方法をも見い出すことが出来るところにあります。

今 流行りの〇〇療法のようなアピール力はありませんが、当院ではこのようなお一人ずつ違うお身体の状態を深く把握する伝統的かつ古典的な東洋医学により、お一人ずつに合わせた治療をさせていただいております。