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一覧に戻る腱鞘炎に効く鍼治療
投稿日:2018/05/13
腱鞘炎は来院者数の多い疾患の一つです。
特に良く遭遇するのが母指の腱鞘炎です。
筋肉は腱にに変わり骨に停止する訳ですが、その腱は腱鞘という名前のとおり鞘(トンネル状の管)の中にを通ります。指を曲げ伸ばしする際に、腱鞘の中を行き来します。
過度に指の屈伸が強いられるスポーツや仕事においては、腱と腱鞘の間でストレスが起こり、炎症を起こします。
症状は指や手首を動かす時の痛みです。初期には局所を冷やし炎症を和らげ、安静にしていれば改善します。
痛みを我慢して使い続けていると、腱と腱鞘部の腫れが引かなくなり、腱が腱鞘で引っかかり、指が伸びなくなります。これがバネ指です。
こうなると外科的には腱鞘の切開なども選択肢として上がります。けれど、局所の固定と、鍼治療を行うことで、多くは改善します。
出来るだけ早期の治療を心がけましょう。
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