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朝起きることができません【起立性調節障害の鍼灸治療】

投稿日:2018/09/25

【起立性調節障害 20代女性の症例】

 

 今回の症例は、20代の女性ですが、

現在に至るまで適切な治療を受けることができず、

成人後も起立性調節障害の症状が出ていた方です。

 

 起立性調節障害は、自律神経の働きが乱れ、

血圧調節や概日リズムが狂うことで、

朝早く起きることが出来なくなります。

 

 この女性は、投薬で治療を試みましたが、

完治することなく大人になってしまいました。

その後、仕事でも体調悪化や起床困難があり、

休職となりました。

 

当院には、友人のご紹介で来院されました。

 

<初診時の問診内容とご様子>

 

・中学3年生の時に、クラブ活動の部長になってから、

 徐々に朝の起きにくい日が出てきた。

・1日のリズムが徐々に乱れはじめ、その頃から、

 日付が変わってから就寝するようになってきた。

・起床ができないくなり、病院でメトリジンを処方され、

 高校卒業まで服用していた。

・約2年前にメンタルクリニックで適応障害と診断された。

・今現在も朝7時に起床することができない。

・ここ2年くらいは生理痛もきつく、固まりが混じる。

・中学生の頃は、突然の鼻血やふらつきなど体調が最悪だった。

 

【鍼灸治療】

 

<初診時の鍼灸治療>

 

復溜、三陰交、関元

志室、天柱、肩井

 

ツボとしては、かなりメジャーな配穴ですが、

それぞれの刺入方法や時間に変化を持たせました。

ある部分は浅く、ある部分は深く、

ある部分は長く、ある部分は短く、ある部分は片側だけ、

といった加減です。

 

まずは、体感的にからだの変化が出やすいところを施術し、

鍼灸治療でからだが変化する実感をもって頂きました。

 

<2回目の鍼灸治療:1週間後>

 

まだ寝起きが辛いのですが、肩こりはかなり軽減したようでした。

 

風池、天髎、心兪、照海、内関、足三里

 

<3回目の鍼灸治療>

 

風池、肺兪、胃兪、天髎、漏谷、列缺

 

休職中の為、AM7:00に起床して9時までゴロゴロしている。

朝少しずつ起きられるようになってきたそうです。

 

<4回目の鍼灸治療>

 

風池、心兪、腎兪、復溜、交信、列缺

 

体調が良くなってきた。

結局退職になったが、朝の起床も楽で、

1日が過ごし易い。

 

<5回目の鍼灸治療>

 

風池、心兪、腎兪、印堂、列缺、復溜、三陰交

 

体調の良さを維持できている。

再就職が決まった。

 

<6回目の鍼灸治療>

 

風池、肺兪、脾兪、腎兪、復溜、三陰交、太陽

 

朝6時から活動ができるようになった。

再就職先でも、活動的に仕事が出来ている。

 

【考察】

 

この女性は、中学生の頃発症した起立性調節障害が完治せず、

その後、20代後半になってからも、

起床困難や冷え症、生理痛などの体調不良がある方でした。

 

こうした方の場合、自己管理やメンタル面でのケアが主体になりやすく、

完治を目的というよりは、緩和が目的になることが多いようです。

そのため、辛いからだに鞭打って、

治る見込みがないままに、仕事や学校などに通うことになります。

 

その上、

 

「どうせサボりたいだけだろ!」

「親が甘いんじゃないの?」

 

と、実態を知らない人から批判されることも多く、

非常に辛い毎日を過ごしている方が多いのです。

 

そんな中、鍼灸治療は、起立性調節障害を完治をするために、

非常に強い味方になります。

 鍼灸治療を受けて頂くと、鍼灸刺激は、知覚神経を通って、

感覚中枢である視床に伝えられます。

視床に伝わった刺激は、周辺の様々な脳の部位に伝えられます。

その一つが、自律神経の中枢である視床下部です。

 

視床下部に伝わった鍼灸刺激は、

視床下部の働きを正常化し、自律神経の働きを整えます。

睡眠や起床、血圧調節なども自律神経の働きです。

そこで鍼灸治療は、視床下部にアプローチすることで、

根本的に起立性調節障害を調整することができるのでしょう。

 

今回の患者さまも、学生時代から続く起立性調節障害のために、

やむなく休職をすることになりました。

そこで、たまたま当院の患者さまだった友人の紹介で来院され、

来院されることになりました。

 

最初は半信半疑だったのですが、鍼灸治療で頭重感や肩こりが、

ほんの一瞬で軽くなることを体感され、

「もしかしたら治るかも…。」

と思って頂いたようです。

 

こうした起立性調節障害や自律神経失調症の方は、

先ずはからだの変化を体感して頂くことが先決です。

そうすれば自分のからだが変化することが自信になり、

そこから生活指導や睡眠指導に移ります。

 

こちらの論理を押し付けることなく、

自分で変化を望むことが大事なのです。

これは、大人でも子供でも同様です。

今回は非常に早く効果が出た例ですが、

勿論、もっと長い期間を掛ける必要な症例も多くあります。

 

同じような症状で悩んでいる方は、

まずは体感をするために鍼灸治療を受けてみたは如何でしょうか?

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