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ヒートショックプロテインと認知症

投稿日:2018/04/30

認知症の原因のひとつとされるのが、

脳細胞内に溜まるβアミロイド・タンパク質と呼ばれる

変性タンパク質だ。

 

この脳内のゴミとも言われるβアミロイド・タンパク質は、

認知症患者を死後解剖すると、その脳に

クッキリと痕跡があることから判明した。

 

さて、この認知症の原因物質のβアミロイド・タンパク質は、

通常は40代から脳内に溜まりだして、

20年ほどをかけて脳内に蓄積し、

脳の神経伝達にダメージを与えることで、

認知症を引き起こす。

 

だから認知症を予防したければ、

40代から認知症の予防をスタートしなければならない。

ではどのようにしたら認知症が予防できるのか?

 

この脳内のゴミであるβアミロイド・タンパク質は

通常は脳内マクロファージのミクログリアという

免疫細胞が貪食することで処理している。

 

つまりこの脳内のゴミ掃除役のミクログリアの活性を

低下させないライフスタイルを40代から実践すれば、

認知症は予防できそうなのだ。

 

マクロファージの細胞膜には異物を認識する受容体が備わる。

このマクロファージの細胞膜にある異物認識機構は、

トールライクレセプターと呼ばれる。

 

トールライクレセプターは海生生物のウニには

222種類もあるが、人間では10種類が発見されている。

その10種類がそれぞれ得意とする抗原を認識すると、

マクロファージは導火線に火が付いたように貪食能力が高まり

臨戦態勢に入る。この臨戦態勢になったマクロファージの

状態をプライミングと呼ぶ。

 

プライミング状態になったマクロファージは

貪食能力を飛躍的に高めて異物や抗原を掃除する。

進化の過程でマクロファージは異物に侵襲された際に、

細胞が自前で自分を修復するためにヒートショックプロテインを

分泌することを学習してきた。

だから今ではマクロファージは異物の侵入を、

本来は自己を修復するために分泌されているその

ヒートショックプロテインをひとつの合図として受容し、

プライミングすることがわかっている。

 

トールライクレセプターのTLR4がヒートショックプロテインの

HSP60とHSP70を受容して、

プライミング状態になるのだ!

 

熱ショックで最も多く産生されるのが

ヒートショックプロテインHSP70。

つまり灸治療を続けると、

自身の体に「40代から」60年間も

お灸をし続けて108歳の大往生を

遂げた医師の故・原志免太郎博士のように、

認知症にもならずに健康長寿を達成できるのだ。

 

灸治療を続けていると灸により産生量が増した

ヒートショックプロテインHSP70が

脳内マクロファージのミクログリアのTLR4に

受容されて、ミクログリアがプライミングすることで、

脳内のゴミであるβアミロイド・タンパク質が常に

掃除されて、その結果、

認知症が予防できると見込める。

 

鍼灸指圧はヒートショックプロテイン医療だ。

ゆえに鍼灸指圧は認知症の予防にも

絶大な効果を発揮するはずだ。

 

健康カテゴリーの次ぎなるメガトレンドは

「40代から始める鍼灸指圧」。

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