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腰痛の予防法をご紹介します!

投稿日:2018/03/02

こんにちは。

埼玉医科大学総合医療センター麻酔科鍼外来です。

今日は腰痛の予防法についてご紹介します。

 

腰痛には「診療ガイドライン」という治療を決定する上での根拠の目安となる手引きがあります。

これは世界中の腰痛に関する論文を集め、腰痛患者の診断・治療・予防法に関する”推奨度”を決定します。

この推奨度は治療者が治療計画を決める際の参考になります。

推奨度(Grade)の強さは以下の通りです。

A:行うように強く推奨する。

B:行うよう推奨する。

C:行うことを考慮してよい。

D:推奨しない。

I:エビデンスがない

 

今日は、この腰痛診療ガイドラインの予防法に記載されているものをご紹介します。

Grade B:運動療法は腰痛の発症予防に有効である。

Grade I:コルセットの腰痛予防に関しては,一致した見解がない。

Grade B:認知行動療法は,腰痛が慢性化し身体障害の発生や病欠が長期的に及ぶのを予防するために有効である。

Grade A:職業性腰痛では腰痛発症後も活動性の維持や仕事内容の変更などでなるべく早く復職することにより,腰痛の遷延や身体障害の発生が予防され,病休の長期化を防ぐ。 

Grade B:職業性腰痛では,心的要因が大きいハイリスク群に対する腰痛発症後早期の対処が,腰痛の慢性化や身体障害の発生を防ぐ。

 

職業と関連のある腰痛の場合は、安静にするだけでなく、なるべく動いたり仕事に早く復帰することが腰痛の予防につながります。

腰が痛いと動く気も起きなくなったり、むしろじっとしてた方がいいのでは?と思うかもしれませんが、積極的に動くことが慢性化の予防につながるのです。

また、腰痛は心理面と密接な関係があります。

認知行動療法などの心理療法により、心の問題を解決することも腰痛の慢性化を防ぎます。

腰痛を予防するためには様々な面からのアプローチが重要ということが分かりますね。

 

ところで、鍼治療は?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

鍼治療は予防法にはまだ入っていませんが、治療法の項目ではGrade Bとして紹介されています。

更なる研究でいつの日かGrade Aになる日も来るかもしれません。

 

鍼は痛みを和らげ、動作時の恐怖心を軽減し、日常生活動作をスムーズに行えるようサポートします。

さらに、鍼は「心地よい刺激」です。

鍼をすると脳内にセロトニンやドーパミンなどの気分を良くする物質が放出されます。

このように、鍼は心と身体に作用し、腰痛に対し効果を発揮します。

まだ、ガイドラインの予防法に記載はありませんが、鍼治療は腰痛の予防にも効果が期待できる治療法です。

 

腰痛でお困りの方、腰に負担のかかるお仕事をされている方はぜひ鍼治療をご活用ください。

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