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自律神経と体のバランス

投稿日:2018/01/25

自律神経と姿勢

以前のコラムで「自律神経と姿勢の関係」について書きました。

骨盤が歪んで体が傾いていると上手く骨格で体重が支えられないため、体を緊張させて支えようとします。その筋肉の緊張が慢性化すると、休息すべき時にも活動スイッチが切れなくなり、自律神経の休息と活動の入れ替わりを妨げてしまいます。(例.疲れているのに眠れない/安静にしているのに心臓がドキドキする)

またこの時おきる緊張は、精神的ストレスを受けた時の体の緊張にとても良く似ています。体の緊張と精神的なストレスとが合わさってストレスのボーダーラインを超えた時に様々な体の不調が発症することが考えられます。

 

骨格で体を支えられるよい姿勢へ/体の緊張をとる

精神的なストレスは減らせないことも多々あるでしょう。体の緊張はとる手段がありますから、体の緊張を減らして様子をみることが賢明だと思います。

要は、骨格で体重が支えられる良い姿勢へと改善していくということです。
猫背とか左右の肩の高さが違う、スカートが自然と回ってしまう、写真をとると傾いている・・・など、いろいろと気になっていることがあるかもしれません。

当院へ見える方も「右肩が下がっているのでなおしたい」等と言われることがあります。

しかし、ここで大切なのは、人間の体は様々な所で互いにバランスをとっている、ということです。

 

シーソーの右が上がっていれば左は下がっている

シーソーの右が上がっていれば必ず左は下がっていますよね?
右だけ真直ぐにする・・・ということはありえません。
人間の体も色々なところで互いにバランスをとっているのです。

「肩が痛いから肩だけ・・・「膝が痛いから膝だけ・・・といった部分的な対処は、この体のバランスの観点から考えるとナンセンス。全体のバランスの中で問題を捉えて対処する、ことが必要になってきます。

姿勢を改善する手法は様々あります。整体・カイロプラクティック・骨盤矯正・エクササイズ・・・等々。

「骨格のバランスを整える」
「筋肉のバランスを整える」

という文言はよく目にしますが、そこに「重心のバランスを考慮する」視点があるかどうかがとても大切です。

その視点が欠けていると、例えばO脚はなおったがお腹のインナーマッスルが縮んだままなので上半身が前傾してしまっている・・・といった事態になることもあります。

 

重心のバランスを考慮して姿勢を改善する東洋医学の知恵

テレビの健康番組で見たケースです。O脚を治すエクササイズでした。

この参加者の方の場合、骨盤と仙骨(背骨の一番下の土台)の関係が悪く腰も後傾(後ろに傾いている)していて、お腹の前側のインナーマッスルが縮んで肩も前に出ています。

今までは、腰は後傾して膝を曲げて重心のバランスをとっている姿勢でした。

それが、骨盤と仙骨の関係の悪さやお腹のインナーマッスルが縮んでいるのはそのままで、脚だけエクササイズによって伸びたので、その分上半身は前に傾いてしまったのです。

この姿勢だと、上半身の前傾をむりやり起こそうとしてウエストの辺りで反り起こすようになれば、腰を痛める原因になることもあります。

「重心」のバランスの視点が欠けているため、O脚は改善して脚のバランスはよくなったかもしれませんが、上半身との調和がとれていない姿勢になってしまったのです。

 

東洋医学ではこういう調整の仕方はしません。
必ず「全体の重心のバランス」をとっていきます。

このケースでは、まず骨盤と仙骨の関係や腰の後傾を改善します。お腹の前側のインナーマッスルや肩~腕の内側をゆるめます。(この経絡の流れを「肺経」といいます)

それから膝を伸ばしていきます。(この経絡の流れを「腎経」といいます)

肺経と腎経は親と子の関係にあり(肺経が親)、東洋医学では「親から治す」ということになっています。

 

長年 治療を行っていると、この親子の順番は「重心のバランス」をとっていくための知恵であることがよく実感できます。

東洋医学は、長い年月 二本足で立っていることによって生じた姿勢の歪みを見て、それを矯正してきました。だから姿勢の問題を改善し、また全身のバランスを整えていく知恵が沢山あるのです。 

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