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鍼灸の作用機序

投稿日:2017/01/17

 

よく患者様から鍼がなぜ痛みに効くのか聞かれます。

 

 

科学的にまだ解明されない部分も多々あるのですが、私が認識している鎮痛機序について簡単に説明させていただきます。

 

 

 

 

痛みは、その原因となる部位から神経を伝って脳で感じています。

 

 

 

その痛み信号の通り道のうち、痛みの局所 (末梢部・トリガーポイント部) 脊髄 の3ヶ所において鎮痛が起こっていると考えられます。

 

 

 

鍼刺激により

 

局所では「軸索反射」と言う反射により鍼を刺した部位の血流が良くなり痛み物質を流したり、「内因性オピオイド」という痛みを抑制する物質 (モルヒネ様物質とも言われます)により痛みを下げてくれます。

 

 

 

脊髄部では「ゲートコントロール説」という痛みを抑制する機序により痛みを下げ

 

 

 

の部位では「下降性疼痛抑制系」という痛みを抑制する機構が賦活されます。

 

 

 

 

つまり、鍼刺激により血のめぐりを良くして痛みを感じさせる物質を洗い流したり、痛みを感じにくくさせる機構が働いたりして痛みを総合的に抑制させると考えられます。

 

 

 

 

 

また鍼の刺激は脳を介して自律神経の調節にも寄与します。(体性ー自律神経反射と言います)

 

 

 

鍼の刺激が末梢の知覚神経を興奮させ、その信号が脊髄を通り脳の一部の延髄という部位を刺激します。延髄は自律神経の中枢で、血管を広げ血流を良くさせたり、胃の活動に影響を与える働きがあります。

 

 

 

例えば足のすねにある「足三里」という有名なツボがあります。

 

その部位に鍼を刺し「ズーン」というヒビキ感を与えると胃腸が動き出しグル音という胃腸が動く音が増えるという報告がされています。

 

これは足のツボを刺激したことにより脳を介して自律神経が調整され胃腸の働きが高まったことと考えられます。

 

 

 

また、鍼をしていると患者様から足先や指先がポカポカしてきたと言われます。

 

これも同じく鍼の刺激が脳を介して自律神経が調整され、末梢の血管が広がるため血流が良くなり暖かく感じると考えられます。

 

 

 

 

 

近年、脳の機能不全により痛みを感じるということがよく言われています。

 

そのような痛みに対しても鍼刺激は脳内のセロトニンやオキシトシンが増え、脳の機能不全を改善させ痛みを抑制することも言われています。

 

 

 

このように痛みが改善する機序にはいろいろな過程が想定され、当院ではこのような事を考えながら治療に取り組んでおります。

 

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