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悪阻のメカニズムと鍼灸について

投稿日:2016/09/30

 悪阻は妊娠中のお母さんにとって、とてもつらい症状ですよね。
妊娠中はホルモンバランスが崩れますので、自律神経系におおきな負担がかかります。
そのような自律神経のバランスを整えるためには、鍼灸がお薦めです。
なぜ鍼灸が自律神経に作用するのかは、体を支配している神経と、脳の働きが大きく関わっています。
鍼灸刺激を行うと、様々な反射がおこります。
末端のレベルの物、脊髄反射、脳の視床下部を介した反射もあります。
悪阻では特に、鍼灸刺激による脳の視床下部を介した反射による、自律神経の反応で、症状が緩和すると推測されます。
視床下部は脳下垂体の働きを調節しているとされています。
この脳下垂体からは、様々なホルモンが分泌されており、妊娠中は特に女性ホルモンの働きが活発になります。
脳下垂体から分泌されるホルモンは→
成長ホルモン放出ホルモン、GHRH
成長ホルモン、GH
ソマトスタチン、SS
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、TRH
甲状腺刺激ホルモン、TSH
甲状腺ホルモン、T3、T4
乳汁分泌ホルモン放出因子、PRF
乳汁分泌ホルモン抑制因子、PIF
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、CRH
副腎皮質刺激ホルモン=ACTH
副腎皮質ホルモン、コルチコステロイド
性腺刺激ホルモン放出ホルモン、GnRH
黄体形成ホルモン、LH
卵胞刺激ホルモン、FSH
プロゲステロン、P
エストロゲン=E

 悪阻は妊娠4~7週(妊娠2~3ヶ月)ごろに始まり、妊娠12~16週(妊娠4~5ヶ月)ごろに終わることが多いです。
つわりのピークは妊娠8週~11週です。
つわりは個人差が激しいために、妊娠期間中ずっとつわりのような悪心嘔吐が続く人もいます。
 悪阻の原因は分かっておりませんが、HCGやプロゲステロンを初めとしたホルモンバランスが変化し、自律神経症状を引き起こすと言うものが有力です。
他に妊娠により体質がアルカリ性から酸性に変わるためとか、心理的なストレスが原因とも考えられています。
 当院には不妊症の患者様が多く来院されております。
不妊治療でHCGを投薬されている患者様に、悪阻に類似した症状が現れることから、
私はHCGが引き金となると考えています。
HCGは受胎の直後から胎児の栄養膜合胞体層(胎盤の一部)で作られます。
HCGは卵巣にある黄体の分解を防いで、ヒトの妊娠に重要であるプロゲステロンの産生を保たせます。
hCGは黄体の保持を促進し、ホルモンのプロゲステロンを分泌させます。
プロゲステロンは子宮の内側を血管で肥厚させ、胎児の成長ができるようにする働きを担ています。
妊娠中胎盤は卵巣や脳下垂体前葉の機能を肩代りする形で,独立した内分泌器官として活動します。
また胎盤はステロイドホルモンやタンパク質ホルモンを分泌して妊娠の維持を図ります。
プロゲステロンは,妊娠第7週以後は主として胎盤の合胞体栄養膜細胞から産生されます
妊娠中はこのように、ホルモンが通常時より大量に分泌され、胎盤の形成過程で、脳下垂体を初めとする内分泌系、自律神経系の働きとの調整が困難となりやすいと考えられます結果として、刺激に対する感受性が過敏となったり、消化器官の不調が現れたり、精神的
に不安定になったり、唾液や汗のコントロールができなくなったりします。

 

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