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アトピーを完治(根治)させましょう

投稿日:2017/03/25

アトピーを完治(根治)させましょう。

 

<アトピーには二つの要素があります。>

 

アトピー性皮膚炎の治療で重要な点は大きく2つです。

 

1.皮膚のバリア機能低下

2.免疫系の誤作動

 

この二つを如何に改善するかが大事なのです。

鍼灸ではこの二つの点を的確に治療することでアトピーを完治させることが出来ます。

 

<皮膚のバリア機能とは>

 

皮膚は体内環境を一定に保つため、外側からの物理的刺激や化学的刺激にも強く、

常に新陳代謝で表面が剥がれ落ちて、皮膚が新鮮で元気な細胞であるように調整されています。

この皮膚の入れ替わりがスムーズに行われているとアトピーにはなりません。

また一旦アトピーを発症しても、このシステムが働いている限り皮膚の再生が行われます。

つまりこの皮膚の入れ替わりシステムが異常を起こしているのがアトピーの状態だと言えます。

 

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層からなりますが、アトピーで重要になるのは最も表層にある表皮です。

表皮はケラチノサイトという細胞で形成されますが、この表皮には様々な機能が備わっています。

情報を受け取り発信する受容器や神経、ホルモン分泌をする内分泌など、正に内臓とも言える存在です。

この表皮は外界の変化を敏感に受け取り、その刺激に応じて皮膚の新陳代謝を調節します。

つまり刺激量が多くて損傷が酷ければ、その情報は直ぐに中枢に送られ皮膚の再生が促されます。

本来ならばアトピーなどで皮膚を掻いてしまっても、直ぐに次の表皮が再生されるはずです。

ただこの表皮の再生が上手くいかずに損傷が治る前に更に掻いてしまうと、傷が治りにくい慢性的に炎症を持った状態になります。

炎症を起こしたままの表皮からは痒みをもたらす物質が発生しますので、更に掻きむしる原因となります。

一旦皮膚のバリア機能が失われると、表皮からの情報も上手く伝わらないため、

更に皮膚の再生は遅れてしまいます。

 

<表皮のバリア機能を復活させる鍼灸治療>

 

先に書いたとおり、表皮には様々な刺激に対する受容器があります。

その受容器を適切に刺激することで、皮膚の再生を促すことが出来ます。

傷付いた表皮を知らせるための刺激ですから、そんなに強く行う必要はありません。

軽めの知熱灸(少し熱く感じるお灸)や接触鍼(刺さない程度の鍼)でも十分です。

ただ刺激の量や程度は経験がものを言う部分ですので、専門家にお任せ下さい。

表皮からの刺激は脊髄に伝わり、反射的に局所の血流増加や繊維芽細胞の増加を行います。

少しでも早くケラチノサイトの再生を早めれば、不必要な刺激を減らすことが出来るため、

炎症や痒みを最小限に抑えることが出来ます。

皮膚の炎症が広範囲の場合には、局所を一つ一つしていては大変ですので、

その場合には経絡を使った刺激なども行います。

 

<アトピーと免疫系>

アトピー性皮膚炎はアレルギーの要素も持っています。

アレルギーには型があり、アトピー性皮膚炎にはⅠ型とⅣ型が関係します。

実は最初のバリア機能低下は、免疫系にも関わっています。

それでは順に免疫のお話を書いていきます。

ここでのお話の主役は、ヘルパーT細胞というリンパ球です。

このヘルパーリンパ球は、大きくTh1とTh2の2種類に分かれます。

 Th1とTh2の働き方にはそれぞれ特徴があります。

 

Th1→交感神経刺激(ストレス刺激)で活発になる。

Th2→Th1が下がると活発になる。

 

Th1→あまり炎症反応が起きない

Th2→強い炎症が起きる

 

Th1→短期間のストレスに反応する

Th2→継続したストレスでTh1の活性が下がると活性化する

 

こうした働きをまとめると、

 

・Th1とTh2は拮抗関係である

・Th2が働くとアトピーが悪化する

・Th1が働くとアトピーが軽減する

 

となると、Th1を如何に活性化するか、Th2を如何に沈静化するかが、

免疫系ではアトピー治療の要点になりそうです。

 

ではTH1活性化する秘訣とTh2を抑制する秘訣をご紹介しましょう。

 

・リノール酸やアラキドン酸の摂取はTh1を低下させTh2を活性化する。

 アラキドン酸はリノール酸から作られますので、取り敢えずはリノール酸を減らすことが肝心です。

 リノール酸はサラダ油に多く含まれており、マヨネーズやマーガリンにも大量に含まれます。

 そうした食品を摂るとアトピーは悪化すると言うことです。

 

・菌体成分はTH0からTh1への分化を促してアレルギーを低下させる

 菌体成分とは、ヨーグルトや納豆などの食品です。

 いかにもからだに良さそうですね。

 また腸内の善玉菌を増やす食物繊維などもTh1を増やすことに繋がります。

 

・乳児期に非衛生環境に晒されるとTh1が活性化する

 あまりにも清潔な環境よりも、適度な感染を起こす程度の環境の方が良いようです。

 何でも除菌や殺菌する必要はなさそうです。

 

・適度の運動をするとTh1が活性化する

 激しい運動ではTh2が活性化されるため軽く汗を掻く程度に留めましょう。

 

<Th1を活性化する鍼灸治療>

 

ここが最も重要なポイントです。

実はリンパ球の活性化に命令を出しているのは自律神経です。

そのため自律神経が正常に働いていることはアトピー完治には欠かせない条件です。

幾らスキンケアを頑張ろうと、些細な皮膚の損傷やウイルスや細菌は必ず身の回りにいます。

それらに過敏に反応していては、炎症や痒みは治まることはありません。

 

些細な傷や抗原=Th2の活性化=皮膚の炎症=皮膚の痒み=掻きむしる=

表皮の損傷=スタートに戻る

 

となり延々と無限ループが続くことになります。

皮膚のバリア機能を上げても、一々些細なことで反応していては炎症痒みは治まりません。

そこで自律神経を適正化し、過剰な免疫反応を起こさない身体作りを行います。

ここで大きな枠割りを果たすのは鍼灸治療です。

 

鍼灸刺激は末梢神経から脊髄、脳に伝わり、視床という部分に入力され視床下部にまで伝わります。

視床下部は自律神経の中枢で、様々な生命現象を司る司令塔の役割をしています。

この視床下部に刺激を与えることで自律神経の働きを適正化します。

また脊髄に直接働きかけて交感神経をブロックする働きから、副交感神経を優位にする働きもあります。

日常の慢性ストレスに晒された脳は疲労し、自律神経の働きが鈍くなります。

そうした脳のストレスに直接的に働くのが鍼灸治療なのです。

 

適正化された自律神経は、免疫系に誤作動を起こさないようにしっかり指令を出すことが出来ます。

また皮膚から伝わった情報に対して、適切に指令を出すことも出来ます。

例えば一番最初にご説明したバリア機能を働かせるため、表皮が壊れたという情報を脳に伝え、

回復するための指令を皮膚に与える必要があります。

そうした情報のやり取りを末梢神経や脳脊髄、そして自律神経で行っているのです。

 

<実際の免疫系に対する鍼灸治療>

 

実際にアトピーの免疫系に対する鍼灸治療では、持続するストレスに対する治療は欠かせません。

そしてもう一つの治療は胃腸に対する治療です。

胃腸の状態はアトピー治療には非常に大事な治療になります。

 

・ストレスに対する鍼灸治療

 

ストレスに対する治療は肝や脾、心包、心などの経穴に対する治療が多くなります。

当然その中で悪い臓腑に施術しますが、太衝穴や内関穴、公孫穴、太白穴、神門穴など複数の経穴から数カ所選んで施術します。

また背部でそれに対応するツボを選ぶこともあります。

 

・胃腸に対する鍼灸治療

胃腸に対する鍼灸では、足三里、三陰交、陰陵泉、血海、豊隆、公孫、曲地、天枢、内関、など多くの経穴の中から数カ所選んで施術します。

胃腸の鍼は、胃腸の状態によって変わります。

胃腸の熱なのか弱りなのか、冷えなのか、水滞なのかによって、経穴はかなり変わります。

刺激量もかなり変わりますし、どうしても鍼の数が増えがちになりますので、

必要最低限で刺激を抑えるのが大変です。

 

鍼灸治療は数が多くても少なくても適切ではありません。

その人の状態に合った治療を見付けることが出来るかどうかで、鍼灸治療の効果が挙がるかどうかは決まります。

特にアトピーのように複雑に絡み合う病態では、患者さんの状態を性格に把握することが難しいため、

かなりの経験を要します。

是非専門家の元で治療に当たって下さい。

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