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東洋医学とはなにか

投稿日:2016/01/24

当院の記事をご覧いただいているあなたは、きっと世間一般の鍼灸治療では満足できない、アウトローな玄人患者なのだと思います。それでは、あなただけに質問です。日本で、鍼灸治療を受けたことがある人が、どのくらいいると思いますか?20%くらい?

通説では、わずか日本国民の数%にとどまっています。しかも、そのなかで、鍼灸治療がどんな症状や悩みに効くのか、はっきり人に説明できるほど経験したことがあるひとが、果たして何人いることでしょうか。

 

日本人なら誰でも名前は知っている鍼灸治療ですが、その実際は、まだまだ浸透しているとは言い難い状況です。このコラムでは、すこしでも鍼灸治療の可能性を知っていただき、このコラムを読んでいるあなただけには、元気になってもらいたいという思いで書いています。

 

 

東洋医学の基礎知識

 これまで7回に渡って、飛蚊症やアトピー等の病気・症状を「東洋医学の目」からどう診て、治療するかを述べてきました。今回は改めて、そもそも東洋医学とはなにか、基本的な治療理論はなにか、を述べていきたいと思います。もっとも、一口に東洋医学といっても、その理論や解釈は千差万別であり、あくまで私個人の意見として、参考にとどめてください。

 

 東洋医学とはアラビア半島以東で行われてきた伝統的な療法を指しますが、一般的には中国・朝鮮・日本の伝統的な療法を指します。よく「中国3000年の歴史」などといわれるものがこれに該当します。

 

 東洋医学の治療法は、大別すると鍼灸、漢方薬、推拿の三本柱です。中国大陸で生まれた治療法が日本に伝来し、以来明治時代まで日本の医療の主役を担っていました。

 

 西洋医学では病気を診る際、その「症状」を追求します。所謂対処療法であり、部分的な異常を正常にしようとするやりかたです。これは感染症の抗生剤や急性外傷の手術、心筋梗塞などの急性疾患に多大な効果を発揮します。とくに、昭和初期まで不治の病といわれた結核も、近代薬の開発により劇的な効果をあげました。

 

 一方、内科疾患や精神疾患、慢性病、疑難病(よくわからない症状)には、西洋医学ではなかなか根本的な解決にはいたりません。西洋医学では、診断名がついてから治療が始まるため、患者さんは苦しい検査を何度も受け、手術や服薬をしても、なかなか根治までにはいたりません。これは、人間を「モノの見方」で診ようとするために起こります。モノは故障した際、パーツを交換・修理すればまた動きます。しかし、人間は生物です。「生物の見方」で診るときは、パーツという「部分」ではなく、「全体」を診る必要があります。

 

 すなわち、東洋医学の治療原則は「全体から部分を診る」ということです。眼に見える症状にこだわるのではなく、あくまで生物全体をみて、そのなかでバランスを整えていく、ということです。鍼灸も漢方薬も、いわば体質改善を目的としています。病気・症状を引き起こす本当の原因は何かを探り、分析と同時に治療を行います。

 

 そして、治療のキーワードは「排泄・吸収・循環」です。まずは体内に溜まった老廃物を排泄することが大切です。これなくしては、その後の治療効果があがりません。お茶碗を空っぽにしないと、新しいご飯は盛れません。老廃物を排泄すれば、新鮮な栄養素が吸収されやすくなり、体全体に循環させることができるのです。

 

 

舌診により内臓の状態を診る。舌全体が赤いのは、体内に余分な熱が多く、のぼせ状態にあることを表す。

 

舌裏の舌下静脈の怒張は、全身にオ血(古血)が溜まっていることを表す。

 

 

吸角により体内の炭酸ガスや古くなった血液(オ血)など老廃物を吸いだす。老廃物は体表面に浮き上がり、色が濃いほどその部に老廃物が多いことを表す。まずは余分なものを除かなければ、新鮮なエネルギーは増えていかない。また、便通や月経を改善させることも大切。

 

 

吸収するためには胃腸を丈夫にすることが不可欠。お灸で臍を温めることで深部のオ血(古血)を溶かして下し、胃腸の機能を活性化させる。女性の場合、一時的に月経量が増加し、レバー状の塊が出るが、それは効いてる証拠なので心配無用。

 

 

 東洋医学では、気と血は共に全身を循環すると考えます。そのため、全身の循環を調整する目的で、手足や背部のツボに鍼や灸を行います。皮膚がうっすらと発赤しているのは、循環が良くなった証拠。

 

 

 治療の原則は「全体から部分を診る」こと。しかし、「部分から全体を診る」こともまた必要です。排泄・吸収・循環の最後は、症状の出ている部にアプローチする。写真↑は難聴なので、耳の循環を良くするために耳周囲に刺鍼している。また、かならず西洋医学的に診て、この症状はどうか、ということも検討する。西洋医学・東洋医学どちらにも長所があり、短所がある。

 

 

骨折などの急性外傷は、まず部分から診る。外傷処置は大工仕事と似ていて、折れてずれた骨を合わせ(整復)、金属副子や包帯、厚紙などで固定する。我々接骨院は「柔道整復師」といい、外傷処置の専門家。法律上、レントゲン撮影などはできないので、触診・視診・問診などで判断し、処置を行う。

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