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冬場の危険「ヒートショック」

投稿日:2016/02/02

冬場になると「ヒートショック」という言葉をよく耳にします。これは急激な温度変化により血圧が上下に大きく変動することを指します。

この「ヒートショック」とは正式な医学用語ではなく、日本の暖房器具メーカーなどで使われていた用語が世間一般に広まったものです。

今回はそのヒートショックの基礎的な知識や対策方法などについて述べていきたいと思います。

 

まずは、ヒートショックの基礎的な部分から話していきたいと思います。

東京都健康長寿医療センター研究所の調査によると、一年間に約1万7,000人もの人々がヒートショックでお風呂に入浴中急死をしたとみられているのです。これは年間の交通事故死亡者数の約2倍とも言われています。

また、ヒートショックは夏場よりも冬場に起きる数が圧倒的に多いのも特徴の一つです。12月〜1月に掛けての人数は、もっとも少ない8月の約11倍にもなっています。

ちなみにこのヒートショックですが、高齢者や高血圧・糖尿病・脂質異常症の疾患を患っている人がもっとも高リスクにあるとされています。しかし、低血圧の人もお風呂場で立ちくらみを起こすことが多く、決して他人事ではありません。

 

さて、冬場にお風呂に入る時、体にどのような負担がかかっているのか簡単にまとめると

①寒い脱衣所で衣服を脱ぐ:体から熱が奪われないように毛細血管が収縮し血圧が上昇

②浴槽に入り熱い湯に触れる:交感神経が緊張し血圧が急激に上昇

③浴槽内で肩まで湯に浸かる:水圧により心臓に負担がかかりさらに血圧が上昇

④その後、浴槽内で体が温まる:血管が拡張し血圧は急激に下降

⑤浴槽から上がる:水圧がかからなくなるため血圧は下降

⑥入浴後、脱衣所が寒い:温まった体が冷えるため、熱が奪われないように再び毛細血管が収縮し血圧が急激に上昇

以上のような機序ですが、読んでいるだけで血圧の急激な上下があることがわかります。

冬場の家庭では、暖かい部屋とそうでない部屋の温度差が10度以上にもなることはざらにあります。今一度、お風呂の入り方を確認し安全に冬を過ごせるようここでお伝えします。

 

冬場の入浴時の事故を未然に防ぐためには、脱衣所と浴室の温度差を最小限にしておくことが大切です。

①脱衣所に暖房器具を置くなどして入浴前に脱衣所を暖かくし、居室と脱衣所との温度差をなくす(お湯を入れる際お風呂のドアは開け脱衣所は閉めておくのも同等の効果があります)。

②服を脱ぐ前に浴室の床や壁に温かいシャワーをまくなどして浴室を暖め、脱衣所と浴室との温度差をなくす。

③湯船に入る前に、手や足といった末端の部分からかけ湯をして徐々に体を温めていく。お湯の温度はぬるめでじんわり体を温める。

④いきなり肩まで湯船に沈めず足からゆっくりと入り、徐々に肩まで浸かる。

⑤入浴時間は、ほんのり汗ばむ程度に控える。

⑥急に立ち上がらず、ゆっくりと湯船から出る。

※飲酒後の入浴は避ける。

※入浴の前後にはコップ1杯程度の水分を補給する。

 

寒くて体が冷えてしまう冬は、1日の終わりに湯船で一息つく時間はとても落ち着くものです。しかし、冬の入浴は常に危険と隣り合わせであることを忘れてはなりません。この季節、是非気をつけて安全な冬を過ごしましょう。

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