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肺の東洋医学的考え方(続き)

投稿日:2016/10/22

(3)肺は皮毛を主る

 

 皮毛とは、身体の表面にあるもの・・・皮膚、汗腺・毛髪などを指します。汗が出て皮膚が適切に潤っていれば、外感の侵入を防衛することができます。これは衛気が皮毛を満たし、その働きが充分に発揮されてこそできる芸当です。古典によると「衛気は分肉を暖め、皮毛を潤し、腠理を満たし、気の出し入れを司る」とあります。

 

 衛気のこの作用は、肺の宣発という働きを前提としています。宣発とは(古典によると)「上焦を開発し五穀の味を宣べ、膚を薫じ身を充し、毛を沢すること霧霧の注ぐが如し」とあります。鍼灸を正しく施術すると、毛孔を開いたり閉じたりする働きと、肺による呼吸との間に、直接の関連があるがごとく感じとれることがありますが、これが体呼吸と呼称されるものです。人によっては、皮膚が暖かくなったがごとく感じたり、発汗することも散見されます。これも、古典の言葉を裏付けるものといえます。

 

 よって、陽虚寒冷の患者には、当該方法が適しており、また、外感に罹患して鼻が詰まるような場合にも効果を期待できます。東洋医学的アプローチによって肺気が増強されれば、それに相応して腠理も強くなるからです。

 

 呼吸を整えることにおいて最も大切なことは、呼吸を行っていることを意識せずとも、赤子のようにシタッパラに深く納気できるようにすることといえます。これは、患者さんご自身が呼吸鍛錬を行う場合も同様です。意識しすぎてぎこちなくなった呼吸は、反対にエネルギーを消耗することにもなり得、気機を変調させる結果にもなりかねないのです。

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