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肺の東洋医学的考え方

投稿日:2016/10/15

(1)肺は気を主り、呼吸を司る


「天の気は肺臓に通じる」「真気は天より降り、飲食物のエネルギーと併せて心身満たす」と昔の人は言っている。天の気とは大気・空気のことを指す。また、「肺臓は五臓六腑の華蓋なり」といわれ、古典では肺は植物に覆いかぶさる大小の枝葉のように解釈されている。昔の書物によると「喉下には肺の臓がある。二葉の美しい石からなりたち、これを華蓋と称する。五臓六腑を覆い、虚なること蜂巣に似ている。底は閉じているため、吸気すれば満たされ、呼気すれば虚ろとなる。呼吸は根源に基づいて運営されており、常に継続して働いている。すなわち、清濁の交わりと運用、空気の流れを生み出す器である」と述べられている。

 

 東洋医学的アプローチの一部として、呼吸を整えることにより、天地のエネルギーを納め、五臓六腑内の不必要な気を吐きだすことができるようにもっていく。つまり「精気を呼吸する」とは呼吸を整え、濁気を出し、精気を取り入れることである。

 

 意識的に呼吸を整えるのは、天気のエネルギーを体内に取り入れることにより、真気を充満されるためだけではない。「気は血の帥」であり、「気巡れば血も巡る」「肺は百脈を朝す」と例えられるとおり、肺気が充実すればエネルギーの巡りが活性化され、それにより五臓六腑、四肢百骸といった身体中にエネルギーが補われるからである。つまり、「エネルギーを呼吸して仙を求める」ということである。

 

(2)肺は気の門、腎は気の根

 

 肺と腎の関係からいうと、東洋医学的アプローチにより、気を下っ肚(したっぱら)に納めることにより、腎の納気機能を強くすることができる。深い呼吸により、胎息の状態が実現できるのも、この理由からである。胎息による呼吸は軽くて安定しており、「毛を鼻に近づけても動かない」といわれるように、空気の出入りは外からはさ分からないほど微々たるものである。この状態で肺の後天エネルギーと、腎の先天エネルギーがそれぞれ降と納の働きを通じ、相互作用により人体の真気が活性化されるのであり、人体内部の生気が集中し、強くなるのである。古の人が胎息に重きを置いたのは、このためである。

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