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鍼灸の話(昔の人の言い伝え)

投稿日:2017/06/19

(1)鍼
鍼は気血の滞留を除去し、腹の中のかたまりを散らし、手と脚の強い痺症を除く。外には気を漏らし、内には気を巡らせ、からだの上下・左右に気を誘導する。

 

急症に用いることで効があることは、灸より迅速である。鍼に寫あって補はないというものの、捻転補法にすれば補になる。また、鍼を刺して、気を通じさせてからは食補も薬補も効がある。

 

(2)灸
人に灸をすえるのは、以下のような訳がある。人の身が生存していられるのは、天地の元気を受けているからである。その元気は陽気であって、その陽気は温かで、火に屈す。またその陽気は万物をもたらされるが、陰血もまた元気から生じてくる。元気が不足し、鬱滞し、巡らないと気が減少し、病気が生じる。血もまた減少する。

 

それだから、火の気を借りて陽を手伝い、元気を補えば陽気が発生して強化され、脾胃の働きが増加し、食が進み、気血ともに巡り、食べたいものもつかえず陰邪の気を除外することができる。これが灸の力で陽を助け、気血はエネルギッシュとなり病が治癒するという原理である。

 

艾(もぐさ)とは、もえくさの略である。艾は近江の伊吹山、下野の標芽が原が名産地である。
艾柱は体力のある人は大きく、また荘数も多い方が好ましいが、虚弱な人には小さく、その荘数はすえる場所による。頭や四肢は皮膚が薄いから回数は少なめに、また小さい方が良い。気が昇りやすい人は一時に多くしてはダメである。


灸に用いる火は、水晶を通した天日か、火打石で白石または水晶を打って火を出させたものがよい。松・栢・枳・蜜柑・楡・棗・竹の8つの木の火は禁忌となっている。

 

灸をした後は、さっぱりしたものを食し、大食せず、酒を多く飲まない。熱い麺類・冷たいもの・堅い肉などは口にしないように注意する。
虚弱な人は灸柱は小さく、少なくする。


押して強く痛むところに灸するのを阿是の灸というが、これをすると外邪を阻止することができる。
子供には身柱・天枢に灸をすれば効果もあるが、むやみやたらにすべきではなく、その大きさも半米粒ぐらいの大きさに留める。


脾胃がデリケートで食滞しやすく、下痢しやすい人は陽気がが足りないのだから灸はよい。火気をもって土気を補えば脾胃の陽気がもたらされ、よくめぐり活動的となり、食は滞らず食が進みパワーが増す。

 

毎年、2・8月に天枢・水分・脾癒・腰眼・足三里に灸を据える。また、京門・章門・脾癒・胃癒も相互に据える。天枢は脾胃虚に効果がある。それも正しい経穴の場所に据えるのであって、やみくもにすると気血を減少させる。瀕死した者には第一指の位置に5~7荘の灸を据えてみる。


老衰者は下部に気があまりなく、腎気が弱々しくて、気が昇りやすい。多く灸をすると気はさらに昇り、下部は尚更空虚となってしまうから、多く灸を据えてはならない。 

 

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