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習慣性流産や不育症に使うツボ

投稿日:2017/10/20

実際の鍼灸治療ではどのようなことを重視して治療をするかを書きます。

東洋医学的な体質改善により流産を防ぐ方法が古来より伝えられています。
その体質改善とは『冷えの改善』、『血流促進』、『ホルモンバランスを整える』という3つのポイントでした。

当院の鍼灸治療は『全身治療』と言いまして、身体中にあるツボの中から、その人の体質を改善する効果の高いツボをセレクトして鍼灸をする方法を取ります。
ですので、以下に書くような一般論的なツボを必ず選択するわけではありません(人による、ということです)が、比較的効果が出やすいツボをご紹介します。

 

●冷え対策のツボ

冷えが原因で婦人科系が弱っている場合、やはり下腹部や腰のあたりの『エネルギーを増やす働きのツボ』が有効です。
例:腎兪・志室・八髎・関元・大巨・気海あたり
下腹部や腰にあるツボを多用していくことになります。

 

●血流促進のツボ

『血流促進によく効くツボ』は足に多くあります。
直接「血」に効かすものだけでなく、腹部に効かすツボもよいです。
ですので、足に響かせるような鍼を使うことが多いです。
例:三陰交・血海・腹部の脾経・腎経・胃経のあたり。

 

●ホルモンバランスのツボ

『ホルモンバランスを整えるツボ』は腰を中心とした背骨沿いに多くあります。
婦人科のエネルギーを増やすツボと自律神経を整えるツボに、その働きがあると考えます。
例:腎兪・志室・八髎・背部兪穴あたり

 

以上のようなツボを参考に、実際の鍼灸ではその人の体質にあわせて、『冷えを改善する』ツボ・『血流促進する』ツボ・『ホルモンバランスを整える』ツボを使っていくことになります。

全身にある、それぞれに役立つツボを鍼灸で刺激することで、それぞれの働きを促進させます。
そのツボは、どこかに一つだけあるわけではなく、身体全身に散らばっているし、その組み合わせ方も重要になってきますので、お身体の状態をよく判断して治療をさせていただきます。

当院では「妊娠しやすい身体」「妊娠継続できる身体」を作る身体づくりをしていきたいと考えています
それは、妊活と流産を防ぐ身体づくりが、同時にできるということです。

ただし鍼灸は、1回2回の短期間で効果を出すものではありません。
続けていくことで体質を改善します。
そして、母体が健康になればなるほど、妊娠する力、育てる力は高まっていくのです。

ぜひ一緒に頑張りましょう。

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