下車坂治療院の施術例
頭痛と軽いめまい感
-
頭
-
首
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女性
-
40代
2022-12-07
病院での診断
なし (むち打ち症の既往あり)
これまでの経過
【現病歴】
慢性的な頚肩コリがあり、それが強くなると締め付けられるような頭の痛みを感じる。締め付けられるような痛みで、拍動性の痛みはない。頚肩コリも頭痛も、左側が強い。
めまい感は頭痛に合併することが多く、たまにふらついて転倒しそうになる。
20年くらい前に交通事故で頸椎捻挫の診断を受けたことがある。
【自覚症状】
左の頚肩コリが強い。頭痛も左側が強く、締め付けられているような感じがする。歯の食いしばりの自覚はないが、常に上の歯と下の歯が接触している。
頭を動かすとまめいが増悪する。
【所見】
頚の前屈で左右後頚部上部に痛みあり。
頚の左右側屈でそれぞれ側頚部にストレッチ痛あり。
頚の動作時にめまいの増悪は見られない。
慢性的な頚肩コリがあり、それが強くなると締め付けられるような頭の痛みを感じる。締め付けられるような痛みで、拍動性の痛みはない。頚肩コリも頭痛も、左側が強い。
めまい感は頭痛に合併することが多く、たまにふらついて転倒しそうになる。
20年くらい前に交通事故で頸椎捻挫の診断を受けたことがある。
【自覚症状】
左の頚肩コリが強い。頭痛も左側が強く、締め付けられているような感じがする。歯の食いしばりの自覚はないが、常に上の歯と下の歯が接触している。
頭を動かすとまめいが増悪する。
【所見】
頚の前屈で左右後頚部上部に痛みあり。
頚の左右側屈でそれぞれ側頚部にストレッチ痛あり。
頚の動作時にめまいの増悪は見られない。
鍼灸院としての診断
頚肩の筋緊張亢進による緊張型頭痛と推測。
めまい感も筋緊張の緩和による軽減を期待する。
めまい感も筋緊張の緩和による軽減を期待する。
治療方針
頚肩の筋緊張緩和を目的とした鍼治療を行う。
歯の食いしばりも頭痛に悪影響を及ぼしている可能性があるので、側頭筋への鍼も行う。
めまい感は、頚肩コリ・頭痛の軽減による解消を期待する。
ただし、めまい・頭痛は脳神経外科などで詳しく診ても売らうことを薦めた。
歯の食いしばりも頭痛に悪影響を及ぼしている可能性があるので、側頭筋への鍼も行う。
めまい感は、頚肩コリ・頭痛の軽減による解消を期待する。
ただし、めまい・頭痛は脳神経外科などで詳しく診ても売らうことを薦めた。
治療内容
【初診】
<伏臥位>
・左右大後頭直筋、頭板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋 鍼通電10分
・指圧5分
<仰臥位>
・左右側頭筋(2点ずつ)、百会 置鍼5分
・指圧3分
<アドバイス>
・後頚部のストレッチ
・めまい・頭痛について病院を受診すること
【第2診(初診から3日後)】
前回治療後はぐっすりと眠れた。前回よりも頭痛・めまい感は軽い。
治療内容は前回同様。
【第3診(初診から10日後)】
頭痛は軽い。振り向くときにめまい感が出ることがある。
治療内容は前回同様。
【第4診(初診から17日後)】
著変はない。調子は悪くない。
治療内容は前回同様。
【第5診(初診から24日後)】
調子は悪くないが、仕事をしていて夕方になると後頭部・後頚部が気持ち悪くなり、集中力が落ちる。
<伏臥位>
・左右大後頭直筋、頭板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋 鍼通電10分
・左右翳風、完骨 単刺
・指圧5分、赤外線
<仰臥位>
・左右側頭筋(2点ずつ)、百会 置鍼5分
・指圧3分
【第6診(初診から31日後)】
左後頭部と後頚部の境あたりが、気になる。今は頭痛はない。
<伏臥位>
・左右大後頭直筋、頭板状筋 鍼通電10分
・左 肩甲挙筋、僧帽筋、翳風、完骨 鍼通電10分
・右 肩甲挙筋、僧帽筋 単刺
・指圧5分、赤外線
<仰臥位>
・左右側頭筋(2点ずつ)、百会 置鍼5分
・指圧3分
【第7診(初診から38日後)】
治療内容は前回同様。
【第8診(初診から45日後)】
全体的に調子は良い。
治療内容は前回同様。
治療間隔をあけることにした。
【第9診(初診から73日後)】
調子は良い。
ただ、寝つきが良くない。
<伏臥位>
前回同様の治療
<仰臥位>
・百会 左右合谷、足三里、陰陵泉、角孫、太陽 置鍼10分
・指圧3分
・赤外線
調子が良いので治療終了
<伏臥位>
・左右大後頭直筋、頭板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋 鍼通電10分
・指圧5分
<仰臥位>
・左右側頭筋(2点ずつ)、百会 置鍼5分
・指圧3分
<アドバイス>
・後頚部のストレッチ
・めまい・頭痛について病院を受診すること
【第2診(初診から3日後)】
前回治療後はぐっすりと眠れた。前回よりも頭痛・めまい感は軽い。
治療内容は前回同様。
【第3診(初診から10日後)】
頭痛は軽い。振り向くときにめまい感が出ることがある。
治療内容は前回同様。
【第4診(初診から17日後)】
著変はない。調子は悪くない。
治療内容は前回同様。
【第5診(初診から24日後)】
調子は悪くないが、仕事をしていて夕方になると後頭部・後頚部が気持ち悪くなり、集中力が落ちる。
<伏臥位>
・左右大後頭直筋、頭板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋 鍼通電10分
・左右翳風、完骨 単刺
・指圧5分、赤外線
<仰臥位>
・左右側頭筋(2点ずつ)、百会 置鍼5分
・指圧3分
【第6診(初診から31日後)】
左後頭部と後頚部の境あたりが、気になる。今は頭痛はない。
<伏臥位>
・左右大後頭直筋、頭板状筋 鍼通電10分
・左 肩甲挙筋、僧帽筋、翳風、完骨 鍼通電10分
・右 肩甲挙筋、僧帽筋 単刺
・指圧5分、赤外線
<仰臥位>
・左右側頭筋(2点ずつ)、百会 置鍼5分
・指圧3分
【第7診(初診から38日後)】
治療内容は前回同様。
【第8診(初診から45日後)】
全体的に調子は良い。
治療内容は前回同様。
治療間隔をあけることにした。
【第9診(初診から73日後)】
調子は良い。
ただ、寝つきが良くない。
<伏臥位>
前回同様の治療
<仰臥位>
・百会 左右合谷、足三里、陰陵泉、角孫、太陽 置鍼10分
・指圧3分
・赤外線
調子が良いので治療終了
施術回数・頻度・期間
初診から73日間で計9回。
施術後のケア
①後頚部のストレッチ
②側頭部のセルフマッサージ
③陰陵泉、合谷、内関、神門、膻中、中脘セルフマッサージ
②側頭部のセルフマッサージ
③陰陵泉、合谷、内関、神門、膻中、中脘セルフマッサージ