下車坂治療院の施術例

膝痛で社交ダンスができない

2020-07-28

病院での診断

整形外科でレントゲン写真を撮り骨の問題はないと言われた

これまでの経過

20X5年3月、前のめりに転倒。当時、膝は気にならなかった。

4月に入って左膝が痛くなったため、整形外科を受診。レントゲン検査等で問題はないと言われ、貼り薬をもらった。貼り薬はそれ以降、継続している。

4月中旬から整骨院に一か月くらい通った。

11月になっても痛みがあるので、当院に来院した。
4月に比べれば、痛みは軽減している。しかし、階段昇降では手すりが必要。そのため、外出が億劫である。月2,3回は社交ダンスに行っているが、以前のようには踊れない。

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鍼灸院としての診断

左膝:発赤・腫脹・熱感はない
   可動域制限なし
   立位での屈伸運動問題なし
   半月板・靭帯のストレステストはすべて陰性
   鵞足部に圧痛
   膝伸展抵抗動作時痛あり
上記より、関節・靭帯・半月板の問題はない。筋肉の問題として対応する。

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治療方針

故障していると思われる筋肉に対する鍼治療をメインに、灸・指圧も加えて施術する。
週1回の通院をすすめた。 

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治療内容

左 内側広筋・外側広筋・薄筋・縫工筋に低周波鍼通電1Hz10分
左 血海・梁丘・鵞足部 せんねん灸 1壮ずつ
左下肢への指圧10分程度

セルフケア:大腿四頭筋・大腰筋のトレーニング

1か月間に3回施術をした。

階段昇降時の痛みがなくなった。
階段昇降時に手すりが必要なくなった。
社交ダンスの時に、膝を気にしなくなった。
このように、症状が改善したため、1か月で治療終了。

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施術回数・頻度・期間

1か月間で3回施術をした。

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施術後のケア

生活上での制限は特になし。
大腿四頭筋・大腰筋のトレーニングは続けるようにすすめた。
違和感・痛みを感じたら、来院するように伝えた。

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