かわち鍼灸院の施術例

顔面神経麻痺
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顔
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目
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口
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神経系
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男性
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40代
2025-04-12
病院での診断
ラムゼイハント症候群(顔面神経麻痺)
これまでの経過
ある日の朝起きると顔が動かないことに気づき、病院を受診。1ヶ月ステロイド治療を受けるが、効果無く、当院に来院。
・味覚障害(顔面神経は舌の前3分の2を支配するため)
・目が閉じれない
・口からご飯がこぼれる。
・味覚障害(顔面神経は舌の前3分の2を支配するため)
・目が閉じれない
・口からご飯がこぼれる。
鍼灸院としての診断
顔を通る経絡としては大腸経、胃経、小腸経等消化器系に関するものが多いため、胃腸の調子が悪いか?を伺う。慢性的に便秘もあるので、その影響が下地になっていると予想。
治療方針
・胃腸の調子を整える。
・顔に位置を戻して、経絡の走行が正しい位置にすることで、神経の回復を早める。
これに尽きます。また、なるべく施術間隔を開けないことも重要です。(神経の回復を早めるため)
・顔に位置を戻して、経絡の走行が正しい位置にすることで、神経の回復を早める。
これに尽きます。また、なるべく施術間隔を開けないことも重要です。(神経の回復を早めるため)
治療内容
① お腹や足にある特定のツボ(「大包(だいほう)」や「公孫(こうそん)」など)に、遠赤外線振動治療器(圓振)で働きかけ、脾胃(胃腸)が元気になるよう促します。
この方は施術中にお腹が「グルグル~」と鳴り出しました。これは、滞っていた身体の機能が動き出し、「回復のスイッチが入った」サイン(気が動いたサイン)。普段腸が動かない方ほど、この変化を感じやすいです。このサインを確認しながら、慎重に施術を進めます。
② 1を行いながら顔の麻痺部を刺さない鍼で刺激して、この後の施術に反応しやすいように整えます。
③ お顔の歪みを整える特別な施術(運動鍼)
これだけではお顔の歪みが戻らないため、運動鍼(うんどうしん)という施術を行います。
足首にある「解谿(かいけい)」というツボに鍼をした状態で、足首を動かしていきます。
不思議な施術ですが、ここと顔の表情筋が連動しているため、顔の筋肉が本来あるべき位置へと自然に誘導され、回復をさらに後押しする効果が期待できます。(顔の位置が正しい位置に戻れば経絡の走行も正しい位置に戻るため)
この患者さんは、当院での施術を4回受けられたところで、
味がしっかり分かるように!
目が閉じられるようになり、コンタクトレンズも再び入れられるように!
と、日常生活での大きな改善が見られ、「本当に嬉しい!」と大変喜んでいただけました。
この方は施術中にお腹が「グルグル~」と鳴り出しました。これは、滞っていた身体の機能が動き出し、「回復のスイッチが入った」サイン(気が動いたサイン)。普段腸が動かない方ほど、この変化を感じやすいです。このサインを確認しながら、慎重に施術を進めます。
② 1を行いながら顔の麻痺部を刺さない鍼で刺激して、この後の施術に反応しやすいように整えます。
③ お顔の歪みを整える特別な施術(運動鍼)
これだけではお顔の歪みが戻らないため、運動鍼(うんどうしん)という施術を行います。
足首にある「解谿(かいけい)」というツボに鍼をした状態で、足首を動かしていきます。
不思議な施術ですが、ここと顔の表情筋が連動しているため、顔の筋肉が本来あるべき位置へと自然に誘導され、回復をさらに後押しする効果が期待できます。(顔の位置が正しい位置に戻れば経絡の走行も正しい位置に戻るため)
この患者さんは、当院での施術を4回受けられたところで、
味がしっかり分かるように!
目が閉じられるようになり、コンタクトレンズも再び入れられるように!
と、日常生活での大きな改善が見られ、「本当に嬉しい!」と大変喜んでいただけました。
施術回数・頻度・期間
6回・週に1回・1ヶ月半
※ 鍼灸の施術では、早い段階で症状がやわらぐこともありますが、
体の状態を安定させていくには、ある程度の期間をかけて整えることが大切です。
そのため、継続した通院をおすすめしています。
※ 鍼灸の施術では、早い段階で症状がやわらぐこともありますが、
体の状態を安定させていくには、ある程度の期間をかけて整えることが大切です。
そのため、継続した通院をおすすめしています。