かわち鍼灸院の施術例

デスクワークで起こった腰痛、背中の痛み、肩こり

2025-01-20

これまでの経過

1か月前~2か月前くらいから何故か右側だけの腰、背中、肩が痛むとのことで来院されました。湿布の効き目が薄い。マッサージや整体は経験あるが鍼は初めてだということでとても緊張された様子でいらっしゃいました。

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鍼灸院としての診断

・症状が全て右側にあるということから東洋医学の「肝」の異常を疑う。
・足のむくみや体型から水滞、水毒(余分な水分が溜まっている)が考えられる。それに加えてデスクワークでの血行不良が重なって起こった症状
・「肝」は筋をコントロールする

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治療方針

・「肝」の調整をする事で筋を緩める
・水滞、水毒の除去

鍼灸施術で効果があると
①顔にツヤが出る
②お腹がグルグルと鳴る
③呼吸が深くなる
などの反応が見られます。

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治療内容

1回目:水滞、水毒の除去をするために肘と膝に火鍼(鍼を火で炙って打つ。刺さないで使いますのでやけどしません。)を行い水を流す。次に右側の腰、背中、肩を手の小指の付け根と外くるぶしの下にあるツボで調整。顔ツヤが出たのでこれで施術を終わりました。

2回目:調子を聞くと「あの後すごくだるくなって、何回もトイレに行ったんですけど次の日になったら凄く楽になってました!」とのことだったので同様の施術に加えて、「肝」の調整を行いました。

3回目:「あれから一度も痛みがないです!」とのことで今日で施術を終わることにしました。施術の内容は2回目と同じです。

この方は痛くなってからすぐにいらっしゃって頂けたので、比較的早く施術を終えることが出来ました。東洋医学では「肝」が筋をコントロールしていると考えられ、今回の症状はその影響を受けてしまったものだと思われます。

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施術回数・頻度・期間

3回、週に1回、1か月


※ 鍼灸の施術では、早い段階で症状がやわらぐこともありますが、
体の状態を安定させていくには、ある程度の期間をかけて整えることが大切です。
そのため、継続した通院をおすすめしています。

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