養徳鍼灸院 ~ 火‐土・祝日営業 ~ 池袋駅西口から3分の施術例

ぎっくり腰のあと、2週間たっても腰痛が残っている

2024-01-24

これまでの経過

※複数症例を基にした、架空の症例です。
2週間前、前かがみでものを取ろうと右手を伸ばしたときに右腰部に痛みを覚える。2週間たっても痛みが残り、長く座るのも歩くのもつらい。
治らないので整形外科を受診すると、腰椎周辺にヘルニアなどの器質的病変(組織そのものの変形や損傷)は認められず、筋膜性の腰痛と診断された。
最近寒い日が続くせいで治りが悪いのではないかと考えている。

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鍼灸院としての診断

2週間前のぎっくり腰の際に筋を痛めたものと推測。
中医学において血の停滞が影響する状態である「気滞血瘀」による腰痛ではないかと考える。
少なからず、気温の低さも影響しているのではないかと考える。

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治療方針

血の巡りを良くして筋の緊張を和らげ、腰痛を改善することを目的として鍼灸を行います。
寒さの影響を鑑みて、まずお灸で体を温めてから鍼を行うという順で施術します。

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治療内容

・体を温めて鍼が効きやすくなるように、腹部の関元、大巨というツボを棒灸であぶって温める。
・血の巡りをよくするために、内くるぶしの上にある三陰交というツボに鍼をする(外傷でよく使います)。
・腰部の筋緊張バランスと痛み緩和のために、肝兪、腎兪、大腸兪のツボに鍼をする。
・その他、患者様に合わせてツボを選ぶ。

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施術回数・頻度・期間

初回で痛みと動作が大幅に改善する。

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施術後のケア

・腰痛に対するストレッチを指導
・1週間後に症状が残っていれば再度の来院
→ぎっくり腰はぶり返す場合があるので、1~2か月に一度程度、予防的な鍼灸施術をおすすめします。

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