伝統鍼灸 渓風院の施術例

副鼻腔炎による緑色の鼻水・発熱・咳
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鼻
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胸
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全身
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男性
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30代
2025-06-08
病院での診断
副鼻腔炎
これまでの経過
30代〜
現職につき、結婚し、子供が生まれる。
仕事は販売・営業を店舗で行う仕事で、2人体制で勤務している。
もう一人の社員は年上の50代男性(元店長)で、今は本人が店長に就任し、年上の方が部下になったため、気を遣うことも多く、責任感・プレッシャーが徐々に増していく。
また、子供の夜泣きで複数回目覚めるようになり、睡眠がとれていない日々が続ていた頃、発症する。2〜3週間に一度発熱(38°C〜39°C)する。
発熱すると、痰の絡む咳、緑色の粘っこい鼻水・上咽頭の乾いたイガイガする痛みが出る。
また、主訴発症以降、食事量は変わらないが-5kgほど体重減少がある。
初診2日前、39.5°Cの発熱・倦怠感があり、解熱剤を使用。
来院時には37.2°Cほどの微熱がある。
現職につき、結婚し、子供が生まれる。
仕事は販売・営業を店舗で行う仕事で、2人体制で勤務している。
もう一人の社員は年上の50代男性(元店長)で、今は本人が店長に就任し、年上の方が部下になったため、気を遣うことも多く、責任感・プレッシャーが徐々に増していく。
また、子供の夜泣きで複数回目覚めるようになり、睡眠がとれていない日々が続ていた頃、発症する。2〜3週間に一度発熱(38°C〜39°C)する。
発熱すると、痰の絡む咳、緑色の粘っこい鼻水・上咽頭の乾いたイガイガする痛みが出る。
また、主訴発症以降、食事量は変わらないが-5kgほど体重減少がある。
初診2日前、39.5°Cの発熱・倦怠感があり、解熱剤を使用。
来院時には37.2°Cほどの微熱がある。
鍼灸院としての診断
肝鬱化火
神経疲労が続き、体の中で熱がこもっている状況
神経疲労が続き、体の中で熱がこもっている状況
治療方針
清熱瀉火
治療内容
<初診>
左の手のツボを使用 2番鍼15分置鍼
<2診目>5日後に来院
鍼後のだるさ・眠気なかった。
この5日間、朝は熱はないが昼頃になると38°C〜39°Cの発熱、咳がある。
鼻水は、黄緑色→無色透明になっていて徐々に良くなっている。
睡眠OK
食欲はあまり無く、水のような下痢がつづいている。残便感あり。
背中の至陽というツボ 3番鍼25分置鍼
<3診目>9日後に来院
前回治療以降、発熱・咳・鼻水はなくなる。
<4診目>1ヶ月後来院
4-5日前からまた鼻水が出始めて、黄色から緑色に変わりそうな状況。
発熱はなし。
初診と同じ左手のツボを使用
以降、2ヶ月後、3ヶ月後、半年後と症状が出そうになると来院され、症状がキツくなる前に予防として鍼治療を行なっている。
もう少し治療頻度を増やして完治させたいところですが、ご本人の生活状況などもあり、現在もたまに治療を行っております。
いずれにせよ、鍼治療を行うようになり、発熱がなくなり、副鼻腔炎の頻度も減ってきています。
この方は、睡眠不足や会社でのストレス・疲労が溜まると体の中に熱が籠るようになる体質です。その熱が深くなると一回の鍼治療ではとれないこともあるので、症状が出たと思ったら早めに来ていただくよう通院指導しております。
左の手のツボを使用 2番鍼15分置鍼
<2診目>5日後に来院
鍼後のだるさ・眠気なかった。
この5日間、朝は熱はないが昼頃になると38°C〜39°Cの発熱、咳がある。
鼻水は、黄緑色→無色透明になっていて徐々に良くなっている。
睡眠OK
食欲はあまり無く、水のような下痢がつづいている。残便感あり。
背中の至陽というツボ 3番鍼25分置鍼
<3診目>9日後に来院
前回治療以降、発熱・咳・鼻水はなくなる。
<4診目>1ヶ月後来院
4-5日前からまた鼻水が出始めて、黄色から緑色に変わりそうな状況。
発熱はなし。
初診と同じ左手のツボを使用
以降、2ヶ月後、3ヶ月後、半年後と症状が出そうになると来院され、症状がキツくなる前に予防として鍼治療を行なっている。
もう少し治療頻度を増やして完治させたいところですが、ご本人の生活状況などもあり、現在もたまに治療を行っております。
いずれにせよ、鍼治療を行うようになり、発熱がなくなり、副鼻腔炎の頻度も減ってきています。
この方は、睡眠不足や会社でのストレス・疲労が溜まると体の中に熱が籠るようになる体質です。その熱が深くなると一回の鍼治療ではとれないこともあるので、症状が出たと思ったら早めに来ていただくよう通院指導しております。