伝統鍼灸 渓風院の施術例

学校前に腹痛・下痢が出る
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腹
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男性
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〜10代
2025-06-08
病院での診断
過敏性腸症候群や起立性調節障害など色々
これまでの経過
X年9月:主訴発症
9月初旬より後期が始まり、初めの4〜5日間は問題なく登校できていたが、6日目の朝に突発的な下腹部痛を訴え、その後3〜4回の水様性下痢を呈した。残便感は認められず、症状は一時的に軽快したものの、登校は中止した。
以降、軟便から水様便を1日1〜3回排出する日が続き、下腹部痛は昼夜問わず間欠的に出現。内科を受診し、桂枝加芍薬湯を処方されるも、下痢の症状は2日間のみ軽快し、その後再発。さらに胃痛を訴えたため、新たな薬剤(処方内容不明)に変更されたが、症状は持続している。
大便検査および各種検査において異常所見は認められず、現在は下腹部痛よりも胃痛が主症状となり、下痢も毎日継続している。
9月初旬より後期が始まり、初めの4〜5日間は問題なく登校できていたが、6日目の朝に突発的な下腹部痛を訴え、その後3〜4回の水様性下痢を呈した。残便感は認められず、症状は一時的に軽快したものの、登校は中止した。
以降、軟便から水様便を1日1〜3回排出する日が続き、下腹部痛は昼夜問わず間欠的に出現。内科を受診し、桂枝加芍薬湯を処方されるも、下痢の症状は2日間のみ軽快し、その後再発。さらに胃痛を訴えたため、新たな薬剤(処方内容不明)に変更されたが、症状は持続している。
大便検査および各種検査において異常所見は認められず、現在は下腹部痛よりも胃痛が主症状となり、下痢も毎日継続している。
鍼灸院としての診断
肝脾不和
人はストレスが加わると肝臓が頑張ろうとします。その肝臓に気の停滞が起こり、脾臓(胃腸)を襲い、下痢になるという病理です。
人はストレスが加わると肝臓が頑張ろうとします。その肝臓に気の停滞が起こり、脾臓(胃腸)を襲い、下痢になるという病理です。
治療方針
肝臓と脾臓の調整
治療内容
<初診>
お腹に打鍼術(火曳の鍼→散ずる鍼→火曳の鍼)
<2診目>3日後に来院
前回の鍼治療後、体のだるさ・眠気が当日のみ出る。
腹痛は2日間なかったが、今朝腹痛あり。
下痢は前回治療後から一度もないが、軟便〜普通便の間で、残便感なし。
お腹に打鍼術(火曳の鍼→散ずる鍼→火曳の鍼)
<3診目>4日後に来院
だるさ・眠気が当日のみ出る。
翌日は腹痛があり、今朝もあったとのこと。
下痢はない。
治療を変更 左後渓というツボに2番鍼で15分置鍼
1週間後に電話連絡したところ、腹痛もなく、下痢もでなくなったようでした。
お腹に打鍼術(火曳の鍼→散ずる鍼→火曳の鍼)
<2診目>3日後に来院
前回の鍼治療後、体のだるさ・眠気が当日のみ出る。
腹痛は2日間なかったが、今朝腹痛あり。
下痢は前回治療後から一度もないが、軟便〜普通便の間で、残便感なし。
お腹に打鍼術(火曳の鍼→散ずる鍼→火曳の鍼)
<3診目>4日後に来院
だるさ・眠気が当日のみ出る。
翌日は腹痛があり、今朝もあったとのこと。
下痢はない。
治療を変更 左後渓というツボに2番鍼で15分置鍼
1週間後に電話連絡したところ、腹痛もなく、下痢もでなくなったようでした。
施術回数・頻度・期間
3回で治癒