鍼灸 翠風院の施術例

のどの詰まり感(咽喉頭異常感症)

2023-01-23

病院での診断

咽喉頭異常感症

これまでの経過

育児や仕事のストレスが多いなか、仕事中に急にのどから胸が詰まった感じがして声が出なくなり呼吸もしにくい状態になる。

それから声は出るようになるが、のど~胸が詰まっている感じがして、呼吸しにくい。
他にも背中が張って痛む。手足(特に足)が冷える。頭痛等の症状がありました。

しばらく仕事を休みゆったりとした生活にするが、人込みに行く、電車に乗る、車にのる程度でも、のどのつかえが出現して日常生活送ることが困難になる。

他の鍼灸院やオステオパシーを行い、最低限の生活が送れるようになるが、一人では動けず生活もままならないため、来院されました。

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鍼灸院としての診断

運動不足と長期にわたる緊張が続いていたことにより、自律神経の乱れが起こったことから、のどの詰まり感が起こったと考えられます。

東洋医学的には、上半身の緊張、特に膈(横隔膜)つまりと下焦(下半身)の弱りが組合わさって起こった症状と考えました。

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治療方針

下焦(下半身)の弱りを補いつつ、気の動きが悪い状態(肝鬱気滞)を解消する鍼を行っていきました。

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治療内容

足の腎経のツボに10分程度鍼を置いて、その後背中の一番緊張が強いツボに対して一本鍼を行いました。

初回から、呼吸が楽になったことを実感して頂き、2回目、3回目と回数を重ねるごとにのどの詰まり感も減少し、一人で車の運転が出来るようになり、家族と旅行も出来るようになりました。

のどの詰まり感は10→2~4程度(天気等で悪化する日あり)まで
数回施術を行って変化しました。

現在も時々ストレスや体調の変化により、のどの詰まりや背中の痛みが出現するため、定期的に来院されて、体調管理を行っています。

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施術回数・頻度・期間

現在まで9回施術
週1回 現在も来院されています。

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