フェムケア鍼灸院 小さなオアシスの施術例

婦人科

子宮内膜症による腹痛

2021.09.15

病院での診断

子宮内膜症

これまでの経過

3年前に子宮内膜症と診断された。複数個所に存在。
最初に通った病院で処方された薬が合わず、現在は他の病院で違う薬と漢方薬をもらっている。
薬の副作用のためか、時々更年期のようなだるさを感じる時もある。

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鍼灸院としての診断

【見た目からの診断】
スリム体型で筋肉も少なめ。ふくらはぎにやや浮腫みがある。
足の爪の色が青く、舌も青っぽい。お肌は白いが疲れるとくすみやすいとのこと。
呼吸で肋骨が動かないので、呼吸が浅い。

【声からの診断】
細めの声でスピードは普通。

【触れてみての診断】
アキレス腱と踵がかなり冷たい。右骨盤内側が固い(内膜がそのあたりにもある)。
脈は全体的に細く、弱い。

【問診と総合しての診断】
下半身の力が弱く、お腹から下に水分や血が溜まりがち。

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治療方針

【月活鍼灸コース】90分12000円

婦人科の病気に良いハーブ蒸しで身体を温め、循環を良くする。
カッサで下半身に溜まったものを押し上げ、代謝を助ける。
整体で内臓に、鍼灸で婦人科のツボにアプローチ。

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治療内容

ハーブ蒸しは25分ほど。患者様がレモングラスの香りを選ばれた。レモングラスは涼しさを感じる香りなのでこの時期(9月)にはちょうど良い。

全身温まったところで、ホットストーンのカッサを下半身中心に行う。

鍼でツボを刺激している間に整体。
このコースの整体は骨や筋肉でなく内臓の歪みに対して行うもので、お腹を中心にじっくり行った。


施術後お腹がだいぶ柔らかくなった。
患者様が1か月後来院されたが、腹痛がほぼ出なかったと喜んでおられた。

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施術後のケア

呼吸が浅いと全身の巡りに悪影響が出るので、施術後寝たままの姿勢で腹式呼吸のポイントを伝えた。

薬膳レシピ本を貸出。

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