フェムケア鍼灸院 小さなオアシスの施術例

背中

首後面から腰にかけての凝り

2021.09.15

これまでの経過

5年ほど前、現職(介護関係)についてから凝りが気になりだした。
右側の首後面から腰にかけて症状が出る。
上から乗っかられているような痛みや重だるさがある。
激しく痛むことはなく、関節は問題なく動かせる。
雨天時に頭痛が出やすい。

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鍼灸院としての診断

【見た目からの診断】
全身贅肉が無くほっそり。やや前傾姿勢で歩き、猫背気味。
こりがひどい時は顔色が青がかる。
舌は三角形。

【声からの診断】
落ち着いたトーンと話し方。

【触れてみての診断】
自覚症状は右に偏っていたが、触れると所々左にも固い部分がある。お尻も硬い。触られて初めて気が付いたとのこと。
脈は沈んで細い。

【問診と総合しての診断】
虚弱寄りで、特に熱産生が苦手。経絡でいうと腎・膀胱の経絡に痛みやこりが出ることが多い。

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治療方針

【コリほぐし鍼灸コース】90分12000円

全身さっとほぐしてから吸玉と鍼灸での施術。
吸玉の跡を付けたくないとのことだったので、背や腰を吸引しながらスライドすることで対応。
筋が柔らかくなってから鍼を打つことで、刺入時の痛みを出にくくする。

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治療内容

最初にベッドに座った状態で、背骨を軸に身体を左右に捻ってもらい、右に回しにくいことを確認。
そのまま背骨を1分程施術し、再度同じことをやってもらったところ左右差がほぼ解消された。「すごい!」とびっくりされてたので、背骨の重要性とちょっとした行動で身体が変化することを伝えた。

吸玉は吸引力が強すぎないか確認しながら、背から腰を念入りに経絡の走行に沿ってほぐす。
終わってから鍼を打ち、脚の吸玉を行った。
腰はヨガのポーズを取り入れながらストレッチをかけた。


施術後のご感想としては、
吸玉が初めてだったが吸引が気持ちが良かった、
無自覚の凝りが分かった、
余分な力が抜けているリラックスした状態を体感できた、
とのことだった。

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施術後のケア

背骨を前後屈や側屈させたり、捻ったりすることを勧めた。

冷えも気になっているとのことだったので、冬に向けての身体づくりに冷えの本貸出。

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