フェムケア鍼灸院 小さなオアシスの施術例

全身

重度の冷え性

2021.07.13

これまでの経過

幼少期からの冷え性。よくご両親から「蛇みたい(に身体中冷たい)」と言われていた。暖冬でも必ずしもやけになっていた。
冬はもちろん夏場も職場のクーラーで冷えていたが、これが普通だと思っていた。
結婚して暑がりの旦那さんに合わせてエアコンの温度設定をするようになり、寒さを我慢していた。
産後は子どもが汗だくにならないよう、日中もエアコン。
夏でもパジャマは長袖、靴下は二重で過ごしている。冷たいものを食べるとお腹を壊す。
ツボに興味があり自分で調べてみたりもしたが、よく分からなかったとのこと。

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鍼灸院としての診断

【外見・声色からの情報】
色白でトラブルの無いお肌。産後急激に髪質が変わり、パサパサするようになった。
外反母趾。若い頃厚底やハイヒールばかり履いていたとのこと。
臍の拍動が見てわかる。
声は細いが穏やかな口調。

【触れてみての情報】
お腹と脚はむくみがちで冷たい。
脈はゆっくり弱め。

【問診からの情報】
冷えると生理周期が長くなり、経血も薄い。内臓も冷えているのが分かる。

【総合しての診断】
生来の冷え性。かなり手強いレベル。
このままでは近い将来、体調を大きく崩しても不思議ではない。

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治療方針

【温活鍼灸コース(鍼灸+ホットストーン+ハーブ蒸し)90分】12000円
過剰な水分を除き、温かさをキープできるようにする。
エネルギー不足タイプなので、まず温め体力を高める。
そして冷えの元になりやすい過剰な水分を取り、冷えに負けない身体にする。

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治療内容

ハーブ蒸しでじっくり温め。ハーブは温め効果の高い「よもぎ」を選択。MAXの高温で45分。
その間に体質の現状や東洋医学の説明。思い当たる内容が多かったそうで、かなり納得してくれた。

次にうつ伏せでホットストーンと鍼灸。
パワーを補うツボと水分代謝を高めるツボに鍼をし、ホットストーンでほぐし。

最後に仰向けでホットストーン。
冷えやすいお腹を重点的に。

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施術回数・頻度・期間

ご本人も自分の冷えが重度だとご理解いただけた。
年内に育休中から職場復帰するそうで、その前にケアしておきたい。
お子さんを預けられる時に来てもらう。

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施術後のケア

冷えに良い食事を伝えた。
ペットボトル温灸やご家庭でのよもぎ蒸しを勧めた。
温活の本貸出。

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