あんま・鍼灸サービス 陽池の施術例

関節の強張り/頸肩背腰部痛

2020-09-10

病院での診断

パーキンソン病

これまでの経過

【患者紹介】
N子さんは 16年程前に パーキンソン病を発症し
現在自立歩行不能の為 車椅子を使用されています。
発症までは S病院で介護職をされていました。
ヘルパーとして 10年以上
ヘルパー長として 3~4年勤務されましたが
手指の震顫と すくみ足が出現した為 退職されました。
当初は 週2回の通所リハビリも受けられました。
最近では 大きく日内変動が認められ 種々の治療薬を試されてはいるものの
効き目がなくなってくると 動作が緩慢で 震顫状態が悪化します。
現在 日中は 殆ど寝たきり状態で 認知症を併発されました。
ご主人と長女との 3人暮らしで
身の回りの事は ご家族が全介助されています。
週に2回 訪問看護士により 摘便を受けられています。
ご家族からは 頸肩のこりをとってあげて欲しいとの要望があります。

◆ 基礎情報
【氏名】 ○○ N子様  
【年齢】 昭和○○年 △月××日 生まれ (満69歳)
【性別】 女性
【障害老人の日常生活自立度】 C2
【要介護度】 要介護5
【認知症老人の日常生活自立度判定基準】 Ⅱb
【嗜好】 甘い物
【趣味】 発症前は読書
【職業】 無職
【家族構成】 御主人・長女との3人暮らし
【キーパーソン】 ご主人

◆ 医学的情報
【病名】
パーキンソン病  
【症状】
姿勢反射障害
【主訴】
関節の強張り
頸肩背腰部痛
【合併症】
認知証
高血圧症
【現病歴】
平成14年頃  パーキンソン病発症
【既往歴】
平成14年頃 脳梗塞 発症 
       その後 頸肩背腰部に疼痛を訴える
       慢性便秘の為 週2回 訪問看護士に来てもらい
      摘弁をしてもらう
【服薬】
Lドーパ
デパス

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鍼灸院としての診断

◆ 問題点・リスク
機能障害                
♯1 姿勢反射障害(歩行障害)     
♯2 筋固縮              
♯3 頸肩上部疼痛・腰痛症              
♯4 関節可動域制限   

能力障害
♯5 起居動作 不良
♯6 立ち上がり動作 不良
♯7 移乗動作 不良
♯8 ADL能力の低下

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治療方針

◆ 目標
STG: 起居動作の改善
LTG: ADLの改善

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治療内容

◆ 施術プログラム
マッサージ:
全身の筋緊張の軽減を図る為の施術
       変形徒手矯正術(関節可動域訓練、ストレッチ):
両肘・肩・膝・股関節の拘縮の改善
筋力強化:
脊柱起立筋・大腿四頭筋の筋力低下に対するアプローチ
起居動作訓練:
寝返り・起き上がり訓練
不良姿勢の矯正や 痛みを伴わない起居動作の獲得

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