鍼灸ひより堂の施術例

目

眼の奥が痛く頭痛がする

2020.03.16

病院での診断

特になし

これまでの経過

事務作業でPCを長時間使うことが多く、
常に首や肩が凝っている。
元々強度近視なこともあり、目が疲れやすかったが、
ここ最近は特に眼精疲労やドライアイが酷い。

眼科では少し白内障が出て来ていると言われ、
自分の近親者でも眼科疾患の者が多いため、
この先、眼科疾患になることが怖いため、
予防も兼ねて施術して欲しい。

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鍼灸院としての診断

かなりの強度近視で、眼精疲労が強く出ていることや、
40代で既に白内障が出ていることから、
眼に掛かっている負担はかなり強いと思われる。

首や肩はかなり固く、背中や腰も筋肉の緊張が強い。
また近親者に眼科疾患の方が多いことや、
強度近視では様々な眼科疾患の発症率が高いことから、
単なる肩こりではなく、
眼科疾患の予備軍として施術を行うべきだと考えました。

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治療方針

筋緊張が強い首、肩、背中、
腰には局所的な血流改善のための施術を行い、
眼の周囲には眼底の血流を増やすように施術をする。

また遠隔的にも、自律神経を調整して、
眼以外の全身の血流を良くするように施術を行う。

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治療内容

<うつ伏せ>

 首や肩、背中などの局所に、少し響く程度の施術。
筋肉の収縮を緩めた上で少し置鍼をした。

<仰向け>

 眼の周囲にはごく浅く針を刺し、
眼底の血流を増や施術をした。
またドライアイによる眼の知覚過敏(眼精疲労)には、
眼神経をブロックするための施術を行い、
自覚的に眼の疲労を感じにくい様に施術。

また自律神経に対する施術として、
手や足のツボを使い遠隔治療を行ないました。

その結果、初診からかなりの爽快感が出た様で、
その後週1回程度施術をしながら経過観察をしています。

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施術回数・頻度・期間

週1回の頻度で継続して施術。
現在まで約4ヶ月ほど通院して頂いています。
施術した後は、1週間程度頭痛がなく過ごせるそうです。
年末から繁忙期のため、週1のペースを守って頂きたいながら、
症状が軽減すれば頻度を減らす予定です。

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施術後のケア

仕事を終わると、何もする気力がないくらい疲労するそうで、
自宅での運動指導などはしていません。
気力がない中で頑張ってしまうと、逆にストレスが溜まるためです。

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