セドナ整骨院・鍼灸院 公津の杜院の施術例

腰

ギックリ腰

2022.02.11

これまでの経過

病院で看護師さんをされている方です。
立っている時間が圧倒的に長く、中腰やそれより低い姿勢になっての業務も多いそうで、身体の柔軟性が低く、骨盤・背骨の歪みの大きい方ですのでずっと腰に負担がかかっていたことが考えられます。
学生時代はバスケをされており、その頃から腰痛を持ちながらプレーしていた過去もあります。

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鍼灸院としての診断

ぎっくり腰は神経性(ヘルニア等)、筋・筋膜性、関節性のものに分類できます。それぞれ検査所見や痛む部位が違います。ですが引き起こす原因はこちらもゆがみによる腰への負担がまず考えられます。

筋肉や関節が切れたり傷ついたり、神経が圧迫されたりすることで猛烈な腰痛を感じることが特徴です。年齢は問わず、腰に負担がかかっている老若男女誰しもが起こる可能性があります。男性では20代の力仕事の方や40代前後の運動不足な方、女性では筋肉が少ない方や産後の方に多い傾向があります。

①筋、筋膜性
荷物を持つ、長時間の中腰、急に立ち上がるなどの原因によって筋肉が切れる又はつってしまうことで強い痛みを引き起こします。特に切れてしまった場合は「肉離れ」と同じ状態ですので、立ち上がったり歩いたりするなどの日常生活も困難となります。
痛めてから安静となることが多く、治療をしなければ1週間程度お仕事をお休みするケースがあります。

②関節性
腰の背骨は腰椎5個からなり、それぞれが関節となり、靭帯や筋肉などの線維でつながっています。強い負荷がかかることでその線維が伸びたり切れたりし捻挫状態になることで強い痛みを引き起こします。
関節性のぎっくり腰の場合、どの方向に動かしても痛いということが多く、あらゆる動きが困難となります。患部では強い炎症が起きており、自然に治るのを待つと2~3週間ほどかかるため、早急な処置が必要です。

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治療方針

患部で炎症が起きていることが多く、炎症に対する施術と筋肉への負担を軽くし動きやすくする施術を組み合わせて早期に回復させていきます。
炎症が起きている場合温めることでかえって痛みが強くなる傾向がありますので、受傷してから3日間は最低でも患部は温めず炎症を抑える為にジェルと痛みに特化している精油を混ぜて使用しました。

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治療内容

筋肉をゆるめるためのマッサージ
カイロプラクティックによる背骨と骨盤の矯正
→炎症が強い時期は腰椎の矯正は行っていません。
正しい姿勢が取れるようにするためにストレッチ
炎症を抑える為にクールダウンジェルとエイトハーブスを混ぜて塗布。

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施術回数・頻度・期間

最初は週2回来院してもらい、早期に炎症が引くための施術を行いました。初回は腰椎を除く周囲の関節を矯正し、バランスを整えることに意識を置いて施術を行いました。
大きく急激な痛みが無くなり、関節可動域が広がってきてから腰椎を含む全体の施術へと移行して施術いたしました。

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施術後のケア

腰痛は肩こり同様に生活習慣が大きく関わってきます。
いまのお身体に必要なストレッチ、注意すべき座り方、姿勢のポイント等をアドバイスさせていただき、施術と並行して取り組んでいただいています。

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