杭全整骨院・鍼灸院の施術例

エラの張りとほうれい線が気になる(顔のお悩み)

2020-04-21

これまでの経過

既往歴:左腎臓摘出

現病歴:携帯で撮影した写真を何気なく見返している際、最近の写真を見た時に、エラが張ってほうれい線が深くなっている様に感じた。

顔全体の肌の張りがなくなっているのも気になっている。

気が向いたらたまにエステに行ったりしており、エステを受けた後はフェイスラインが上がり、肌の張りも良くなっている感じはある。

自分が写った写真を見ても、エラとほうれい線が気にならない様にしたい。

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鍼灸院としての診断

普段から化粧水や乳液を使用してケアはしているが、肌に対してのケアが間に合っておらず、肌のターンオーバーが乱れていると考えられる。

また、左腎臓を摘出している事から、右腎臓にかかる負担が大きくなっている可能性が非常に高い。

その結果肌に悪影響を及ぼし、肌の張り感の低下やフェイスラインのたるみが引き起こされて、ご本人が気になる点に繋がっていると思われる。

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治療方針

腎臓にかかっている負担を和らげていく事でターンオーバーの正常化を図り、固摂作用(低下すると臓器や筋肉が垂れる)も補ってあげる事で、臓器や筋肉を正常なポジションにもっていける様にしていく。

東洋医学では加齢と共に固摂作用の低下もみられるが、内臓に負担がかかっても作用が低下してしまう為、腎臓を中心としたツボを選出して使用していく。

顔に直接鍼をして筋肉を刺激していき、同時に腎機能の向上を図る事で、お悩みであるフェイスラインの張り感とほうれい線にアプローチしていく。

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治療内容

初回

腎臓のツボを主として手足に刺鍼後、ターンオーバーを整える事を優先して、顔全体にバランスよく鍼を打ち施術を行った。

2回目

フェイスライン、ほうれい線共に気になっているご様子。
前回に比べて体調が良くなっているとの事。
初回同様に腎臓のツボ、顔全体にバランスよく鍼を行った。

3回目

以前より、ほうれい線が気にならなくなってきたご様子。
今回は顔に打つ鍼を、ほうれい線の部分を重点的に行った。
腎臓のツボは継続して使用した。

4回目

ほうれい線はほとんど気にならないが、フェイスラインはまだ気になるご様子。
今回はほうれい線、フェイスラインを中心に顔の鍼を行った。
腎臓のツボは初回から同様に継続して使用。

5回目

フェイスライン、ほうれい線共にほとんど気にならないご様子。
顔の鍼を初回、2回目の時と同じように顔全体にバランスよく打つ方法で施術。
腎臓のツボは前回同様に使用。

6回目

現状で初めのお悩みは全く気にならなくなり、悩みは解消されたご様子。
前回同様に施術を行った。

7回目以降

その都度気になる部分を確認して、その時のお悩みに合わせて鍼を打つ部位を選択しながら施術を行っています。

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施術回数・頻度・期間

施術回数→6回
施術頻度→初回~4回目までは週1回
     4回目~6回目までは2週に1回
     7回目以降は月1回のメンテナンス
期間→約2か月

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施術後のケア

週に3回ほどバレーをしている為、身体(特に内臓)に負担をかけない様に、ストレッチや休息する時間をしっかりと作る様に指導。

飲み会などもある為、お酒の飲みすぎは避けるように指導。

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