畠鍼灸院整骨院の施術例

婦人科

逆子が返った(妊娠31週目)

2020.12.18

病院での診断

妊娠31週目、逆子

これまでの経過

かかりつけの産科で31週目、逆子と診断されました。3ヶ月前頃(妊娠23週頃)から急激に体重が増加してきて、胎児も体重が増加という状態でのご来院でした。(+8.5kg)

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鍼灸院としての診断

問診と脈診(東洋医学で手首の脈状を診る)の結果、血液の粘りが高かったので、患者様に血液検査の数値でコレステロールや中性脂肪の値が高くないかどうかの確認をしました。すると血液検査でコレステロール値が高いとの事でした。高タンパク質、高脂肪の食事が多いと血液が粘り、逆子以上に妊娠高血圧症候群のリスクが高くなります。血圧や足のむくみがない事を確認も行いリスクマネジメントも施しました。今回の逆子の原因は、運動不足と高タンパク、高脂肪の食事で、血液が粘り胎盤への血液供給が低下していると判断しました。

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治療方針

鍼灸治療により血液循環の調整を行うことで、高コレステロール高脂肪の食事を抑えるように胃腸を調整すること、コレステロールの吸収を高めることにより胎盤への血液供給を高めて胎盤の体温を上げて胎児の頭部を胎盤側に戻すことを方針としました。

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治療内容

上記を主体に鍼灸治療を行いました。逆子のお灸も施してあります。

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施術回数・頻度・期間

今回の症例では年齢は30代後半ではありましたが、まだ31週と0dでしたので、次の産科検診では無事に逆子が戻っていたとのお電話をいただきました。(今回は施術回数、1回)※通常は戻るまで可能です。※お腹の大きさ、胎児の大きさ、羊水の量などから35週が逆子治療の期限です。

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施術後のケア

2回目は肩こりもあるとの事で、妊娠中の肩こりの鍼灸治療を受診されました。無事にご出産されて産後の骨盤矯正や、肩こりの治療を続けて楽になっていただけると幸いに思います。

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