西船はりきゅう接骨院の施術例

腕がしびれる

2020-05-25

これまでの経過

職業はカメラマン。仕事で国内・海外と忙しく飛び回り活動されています。
仕事用のカメラはその他機材も併せて重さが2キロくらいの物を使用していて頚部や肩甲骨周辺への負荷が掛かり、前腕部に痺れが出現。
近隣の接骨院にて施術を受けていたが思うほど回復せず、鍼治療を目的にご来院されました。

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鍼灸院としての診断

初診時、上肢の痺れを認め、徒手検査を行いました。
頚椎症や胸郭出口症候群、円回内筋症候群など、多くの可能性が考えられる状態でした。

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治療方針

頚椎の問題に加えて、両肩の内巻きが強く(いわゆる猫背の状態)で上肢全体の筋緊張が強くなっており、姿勢改善を目的として、上肢帯の運動鍼を行う。
※運動鍼:いくつかのポイントに浅め(5ミリ以下)に刺鍼して関節運動をする。

鍼の施術後は整体コースで全身調整。特に肩甲骨周辺の調整を行うことによって上肢の筋緊張を軽減して痺れ症状の改善を目標にしました。
通院ペースは症状が強い場合は1週間に1回の通院ペース、落ち着いたら少し間を空けていく方針で進めることになりました。

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治療内容

1回目
初回は肩の内巻解消を目指して上肢への運動鍼を行う。
 前腕部・上腕部も含めて筋緊張が強かったのが柔軟性を感じられるくらいになる。
 刺鍼後、整体コースで全身のケアを行い、特に殿筋~背部、肩甲骨周辺の動きを付けて終了。
自宅でのセルフケアをお伝えする。

2回目
前回より上肢の緊張が緩んでおり、痺れが落ち着く。
上肢~胸部の運動鍼を行い、両肩の内巻がだいぶ改善し、姿勢が起こせるようになる。
整体コースで全身調整、特に両肩甲骨の可動性と上肢筋の柔軟性強化を目指す。
状態が良いので次回は1ヶ月後。

3回目
前回から1ヶ月経ったが痺れは出なかった。
海外出張が多く、全身の筋緊張が強くなっていた。
今回は鍼治療は無しで、整体で全体調整のみ。
調子が良いので、今回で一旦終了。

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施術回数・頻度・期間

初診から3回の施術で一旦終了としました。
施術は状態が悪いときは来院頻度を上げて、最低でも週1回の通院。
状態に合わせて来院間隔をあけていきました。
この時の通院期間は2ヶ月弱。

この後はセルフケアが追い付かなくて症状が出てきたらご連絡を頂くということになり、ケアのために年に数回ご通院されています。

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施術後のケア

日々のセルフケアが大切なので、肩甲骨周辺のセルフマッサージやストレッチをお伝えしました。

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