西船はりきゅう接骨院の施術例

首の痛みが引かない

2020-08-19

病院での診断

頚椎症

これまでの経過

起床後に首に痛みがあり、整形外科を受診し、頚椎症と診断を受ける。
薬の処方とリハビリを受けたが痛みが変わらず。
その後カイロプラクティックを2件で受けるもなかなか変わらず、ここまで行っていない治療法を考えた末に鍼を受けてみたいとのことでご来院。

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鍼灸院としての診断

頚椎症との診断もあり、頚椎椎間や周辺組織へのストレスが大きい。
他に徒手検査により胸郭出口症候群の疑いも考えられる。

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治療方針

筋緊張軽減を目的に頚椎周辺、肩甲骨周辺の刺鍼。
肩の内巻き解消を目的に上肢の運動鍼を行う。
整体を併せて肩甲骨周辺の可動性の改善と頚椎周辺の柔軟性の改善を目指す。
症状が強いことや長引いていることから、症状改善まで時間が掛かることを説明。
来院頻度も初めは週2回通院、その後は状態により週1回通院に減らす予定。鍼は週2回通院のうち1回置きに行う。

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治療内容

【初回】
鍼は首に置鍼
右前腕、上腕、胸筋に刺鍼して関節運動を行う。(運動鍼)
刺鍼後は整体コースで上半身のダイレクトストレッチ他で首の調整まで行う。

【2回目】
初回より症状軽減も首の回旋動作で痛みあり。
鍼は行わず、手技は初回同様。

【3回目以降】
動きによりクキッと痛みが出るも、少しずつ軽減傾向。
鍼は初回同様、頚部置鍼と上肢運動鍼。
手技は首・肩甲骨周りの調整に加えて、姿勢を伸ばしやすくする為に腸腰筋(腰のお腹側の筋)の調整を行う。

※7回目来院時、自宅で転倒して別部位を負傷。
 以降は負傷した別部位の施術も同時進行する。

鍼は全部で8回行う。
徐々に症状軽減し、3ヶ月で違和感のみ、最後は痛み無く治癒。

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施術後のケア

セルフケアとして
◎肩甲骨周り・腕のセルフマッサージやストレッチ
◎ストレッチポール
◎テニスボールで腸腰筋リリース
をお伝えしました。

その他、普段の立ち姿勢や座り姿勢のチェックを行い、注意点をお伝えしました。

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