フラット鍼灸院の施術例

肩

肩が痛くて腕を上げれない

2020.01.20

病院での診断

五十肩

これまでの経過

飲食店での調理や、接客(ホール)の仕事をしていて、2,3カ月前に高いところにあるものを取ろうとした時に肩に軽い痛みが走り、それがだんだんと強くなってきて、現状は腕を動かすと肩が痛いのでできるだけ痛い方は使わないようにしている。

主訴に関連するような既往歴は無し。

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鍼灸院としての診断

座った時の姿勢や立ち姿があまり綺麗ではない、いわゆる猫背であることから、肩の関節が内側に巻き込んでしまっていることが原因で痛みが出ていると推察。
胸を張った状態で上肢挙上時に肩関節に痛みが少なかったことから、肩関節由来の痛みではなく、姿勢不良からくる肩関節の痛みと断定した。

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治療方針

肩関節の内旋に関与していると考えられるのが大胸筋。
まずは大胸筋を緩める。
そこが緩むことで背部の緊張も緩む。それらが緩むことで肩関節が本来あるべき位置に近づき、肩関節の可動域も取り戻せると考えました。

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治療内容

肩をかばって仕事をしているため前腕部の筋疲労があったのでまずは前腕部(左右)に3ヵ所ずつ刺鍼。

その後、簡単なエクササイズとストレッチ、呼吸法を取り入れて胸(胸郭)の動き(可動性)を高めることで大胸筋の緊張がほぐれて肩関節が少しずつ外旋して正常な位置付近へ。

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施術回数・頻度・期間

施術回数ー2回

初回の施術でほぼ痛み消失。

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施術後のケア

20代でも肩が痛いと整形外科では五十肩と診断されることがあるようですが、痛みが出てから施術を受けるまでの期間が短ければ短いほど痛みが消失するまでの期間も短くて済みます。

今後は、マメに肩を動かしたり、腕を上げてバンザイしたりと、しっかりと動かすことを意識するように指導。

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