柿田鍼灸院の施術例

膝

膝の痛み

2020.04.17

病院での診断

更年期障害

これまでの経過

2年前に初めて来院されました。
以前、精神的にも肉体的にも辛い時期がありまして、精神科などにお薬をたくさん処方されたりして、ドクターショッピングに明け暮れた時期がありました。そんな時に更年期外来を見つけて、そこで、ホルモン療法を始めたそうです。始めた結果、症状が大分収まり、良かったようです。
しかし、仕事がとてもハードで身体のあちこちが痛みだす、
主に膝、腰、背中、腕、首肩、
膝に関しては正座が辛い、酷い時は歩くのも辛いという状態でした。
治療を始めて、現在は膝の痛みは無くなりました。更年期外来は通いつつ、仕事はハードですが肉体的にも精神的にも充実した良い日々を送っています。

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治療方針

東洋医学的な施術に乗っ取り、証(あかし)を立てます。
肝虚肺虚証(肝肺相剋)で行いました。
肝は筋をつかさどり、筋の痛みに良いと言われています。
肺は悲しみをつかさどり、精神的に気持ちが沈みがちなので
肝の経絡の曲泉、腎の経絡の陰谷、肺の経絡の太淵に
補法という気を補う鍼をしました。

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治療内容

膝の治療として、ふくらはぎにある承筋、承山に鍼をして、
背中などにも散鍼という鍼をして、終わると痛みは和らぎます。
正座も出来るようにもなったりしますが、3日目くらいには元に戻るという状態で、15〜16回くらいでほぼ無くなりました。
時々腰が痛くなったりして、治療すると良くなったりして、
治療すると良くなります。
仕事が肉体労働なので、どうしても身体が辛くなるようです。
以前に比べれば仕事のパフォーマンスは上がっているとの事です。

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