名古屋トリガーポイント鍼灸院の施術例
「ブロック注射が効かない...。」最後が取りきれない殿部の痛み
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腰
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足
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女性
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50代
2020.05.13
病院での診断
ヘルニアによる坐骨神経痛
これまでの経過
〈これまでの症状〉
昔から座り仕事なので、疲れてくるとお尻に違和感はあったとのこと。
1年半前から徐々に悪化していき、病院に行くとヘルニアと診断され痛み止めを処方。それでも痛いので、ペインクリニックに通いブロック注射をしてもらったが、注射直後から痛みが酷くて悪化してしまった。
ハイドロリリース(痛みの出ている筋膜に生理食塩水を注入してリリースする治療)をしている整形外科に通い、リハビリも行いながら徐々に良くなっていたが最後の痛みがどうしても取りきれず、完治を目指して来院。
〈普段困っていること〉
・ずっと座り仕事なので仕事中も痛みを我慢している
・前屈で痛みが悪化
・前屈すると痛みを思い出して悪化する感じがするので、控えてしまう
〈目標〉
一時期のピークよりは落ち着いてきているので、痛みを0にしたい。
仕事中も楽に座っていられるようにしたい。
昔から座り仕事なので、疲れてくるとお尻に違和感はあったとのこと。
1年半前から徐々に悪化していき、病院に行くとヘルニアと診断され痛み止めを処方。それでも痛いので、ペインクリニックに通いブロック注射をしてもらったが、注射直後から痛みが酷くて悪化してしまった。
ハイドロリリース(痛みの出ている筋膜に生理食塩水を注入してリリースする治療)をしている整形外科に通い、リハビリも行いながら徐々に良くなっていたが最後の痛みがどうしても取りきれず、完治を目指して来院。
〈普段困っていること〉
・ずっと座り仕事なので仕事中も痛みを我慢している
・前屈で痛みが悪化
・前屈すると痛みを思い出して悪化する感じがするので、控えてしまう
〈目標〉
一時期のピークよりは落ち着いてきているので、痛みを0にしたい。
仕事中も楽に座っていられるようにしたい。
鍼灸院としての診断
大腿方形筋という殿部の筋肉に圧痛が著名で、近くを通る坐骨神経との筋膜の滑走も悪かった
→ 大腿方形筋の筋筋膜性の痛みと想定
→ 大腿方形筋の筋筋膜性の痛みと想定
治療方針
・大腿方形筋とその周囲の筋の圧痛を評価
・坐骨神経の滑走をエコー(超音波診断装置)を使って評価
・日常生活で感じる痛い動き(前屈み)の痛みを評価。
・坐骨神経の滑走をエコー(超音波診断装置)を使って評価
・日常生活で感じる痛い動き(前屈み)の痛みを評価。
治療内容
1診目 大腿方形筋、ハムストリング、内転筋、坐骨神経周囲の治療
2診目 翌日は調子良かったが、次の日に戻ってしまった。「病院のリハビリではやった後、悪くなることもあったので、悪くならなかっただけでも満足」とのこと
5診目 治療後2、3日は痛みを感じなくなった。この時から筋膜の繋がりを意識して腰背部の治療を追加した。また、鍼に慣れてきたため大腿方形筋の 深部 を鍼治療していくことにした。
7診目 劇的に良くなったとのこと。最初を10の症状とすると1まで下がった。この日からストレッチを少しずつ取り入れた。
10診目 殿部の痛み消失
2診目 翌日は調子良かったが、次の日に戻ってしまった。「病院のリハビリではやった後、悪くなることもあったので、悪くならなかっただけでも満足」とのこと
5診目 治療後2、3日は痛みを感じなくなった。この時から筋膜の繋がりを意識して腰背部の治療を追加した。また、鍼に慣れてきたため大腿方形筋の 深部 を鍼治療していくことにした。
7診目 劇的に良くなったとのこと。最初を10の症状とすると1まで下がった。この日からストレッチを少しずつ取り入れた。
10診目 殿部の痛み消失
施術回数・頻度・期間
10診目までは週に1回ペースで来院。(患者さんと相談しながら治療頻度を決めます)
施術後のケア
痛みの程度が強い慢性痛だったため、7診目までは痛みのでる動きは極力させないようにしました。
その後は、痛くない場所のストレッチから始めました。
その後は、痛くない場所のストレッチから始めました。