名古屋トリガーポイント鍼灸院の施術例

膝

腰から足にかけての痛みによる歩行障害

2021.08.11

これまでの経過

畑で作業していた所、腰から足にかけての痛みがでてきたようです。

一ヶ月経っても症状があまり改善されず、歩くと歩数が増えれば増えるほど痛みも増強するとのことで、当院に来院されました。

寝ているときも、立っているときも痛むとのことで、かなり困っているとのことでした。

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鍼灸院としての診断

各種検査をした上で、中殿筋・小殿筋に硬さがあり、筋肉を刺激したところ、腰から足にかけての放散痛が再現されました。

末梢神経症状(坐骨神経による痛みなど)も疑いましたが、検査では陽性にならなかった為、まずは中殿筋・小殿筋のトリガーポイントに対しての治療を提案させていただきました。

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治療方針

「こんな人は似た症状?ぜひセルフチェック!」

今回の患者様は股関節の動きが悪く、以下のような所見が見られました。
画像付きは【こちら】から

・Ober test陽性
①横向きに寝て、ベッド側の足を掴む。天井側の膝の位置は体幹の直線上にして、軽く膝を曲げる。

②天井側の膝がベッドに付けば問題なし!股関節の外側の柔軟性を見ています。


・股関節の可動域低下
①イスやベッドに内くるぶしを上にして足を乗せる
(今回の患者様は、初回はイスの上に足が乗りませんでした)

②胸と内くるぶしを近づける


上記のテストができなかった場合、股関節の柔軟性に問題があるかもしれません!
当院にてサポート可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。

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治療内容

中殿筋・小殿筋のトリガーポイントに対して、筋膜リリース・鍼治療を行いました。

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施術回数・頻度・期間

・1診目
寝てても歩いても立っていても痛い状態。
中殿筋・小殿筋トリガーポイントに対して鍼治療。
大殿筋付着部に対しmyorubにて筋膜リリース。

・2診目
初回後、翌日から疼痛軽減。
Oberテスト陰性化。
小殿筋刺激時の放散痛はなくなるも、圧痛は残る。
小殿筋トリガーポイントに対して鍼治療。

・3診目
小殿筋トリガーポイントの圧痛弱まるも少し残る。
鍼治療と運動療

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