さくら鍼灸院の施術例

肩

不眠、憂鬱、頭痛、肩凝り

2022.03.07

病院での診断

うつ病

これまでの経過

4年前より心療内科でレクサプロ1日1錠、ベルソムラを頓服的に処方され服用。来院前は調子が悪く毎日お薬を服用されていました。

1年前に仕事を退職。薬で眠れるようにはなりましたが朝はお昼近くまで10時間近く寝ていて、頭痛、肩凝り、首凝り、イライラ、倦怠感などでお悩みでした。

1日2食は満腹まで食べられていてこってりとした食事も多かったため、腹八分目を心がけてもらい、早寝早起き、散歩をつけることなどをお伝えしました。

薬の服用は本人のご判断で辞められ、現在はストレスも少ないため回復が早かったのだと思います。
約ひと月5回の施術で体調はかなり良くなり、8時間睡眠で目覚めも良くなり、症状もほぼ消失しています。
早寝早起き、調理のお手伝い、散歩の習慣化も身についてきたようで良かったです。

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鍼灸院としての診断

退職してからは睡眠時間が増えて4、5キロの体重増加。
1日の活動量が年齢の割には少なすぎるため、睡眠時間を8時間に戻し、家事や運動でしっかりと体を動かすようにする。
食事は揚げ物なども多かったため、和食を中心の食事に切り替えてもらう。
肝胆鬱熱や痰熱、心火によりイライラ、ジッとしてられない感じから不眠になることも多い。
脂っこいものの過食で湿邪、痰邪により痰熱を生じ、心神を擾乱したため不眠や焦燥感、胃もたれなどの症状が出やすくなるようです。

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治療方針

食生活は味の濃い食事を満服まで食べていたので和食を中心に切り替えていただきながら、心を整え、消化器の働きを整えるツボを中心に施術を行う。
冷えに対しては遠赤外線、可視光線、お灸を使用。

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治療内容

●膏肓、心兪、肝兪、胆兪、腎兪、大腸兪
●後渓、合谷、臨泣、衝陽、足三里、太衝
その他、その日の症状に応じた施術を行う。
イライラや落ち込みが次第に消失し、頭痛や肩こりなどの症状がマシになる。

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施術回数・頻度・期間

35日間で6回

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施術後のケア

食生活から不眠、イライラ、憂鬱などの症状が出ることも多々あるので気をつけていただく。生活リズムを整え、体を動かし、睡眠時間は8時間までにしてもらう。
日中はできるだけ日光に当たり、散歩は60分、家でのストレッチや、家事のお手伝いをしっかりとしていただく。

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