さくら鍼灸院の施術例

焦燥感、胃部不快感による食欲不振、不安感などメンタル症状でお悩み
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胸
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肩
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腰
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腹
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内臓
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メンタル
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女性
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40代
2020-07-22
病院での診断
坐骨神経痛、胃潰瘍の疑い、軽度のうつ症状
これまでの経過
婦人科で焦燥感、不安、食欲不振、動悸を訴えると心療内科を紹介されそうになり漢方、加味逍遙散を処方してもらう。
中学生、高校生の息子二人。
2人目は2度目の体外受精で妊娠。妊娠高血圧症になる。
産後の入院中に一人でいるのが不安になったことがあり、その後も数年ごとに不安が出る。
42歳で再度血圧が上がるが運動をしたのが良かったのか現在は正常値。
2、3年前から胃潰瘍の疑い、胃カメラは一度のみ。
来院前1週間は焦燥感がひどくソワソワしてじっとしていられなくなり、堂々巡りな考えが頭を巡っていた。
身体の不調から余計に不安増し、動悸もあり涙が出てきた。
しんどくなると動けなくなり、一日中横になっていた。
【考えられる原因】
3月から6月までの外出自粛期間で子供たちと家でランチを共にするようになってから主に冷たい麺類を食べていた。
それまで野菜スープの簡単ランチだった。
ジムで週に3回していた運動もなくなり、3、4キロ体重増加してしまう。家族は育ち盛りの男3人でこってりメニューが多く、毎週土曜は義母と外食。いつも満腹まで食べていた。
運動不足も加わり、生活の急変で不調が出現したと考えられる。
施術開始後からひと月で元の体重より少し軽く6キロまで減量できる。
ご本人は不調の原因を、身体が元の適正体重まで戻るために起きたことと受け止められるようになったと語っておられた。
ひと月10回の施術でほぼ症状が良くなってきたのは根気よく治そうと努力され、短い期間で通院してくださったおかげです。
中学生、高校生の息子二人。
2人目は2度目の体外受精で妊娠。妊娠高血圧症になる。
産後の入院中に一人でいるのが不安になったことがあり、その後も数年ごとに不安が出る。
42歳で再度血圧が上がるが運動をしたのが良かったのか現在は正常値。
2、3年前から胃潰瘍の疑い、胃カメラは一度のみ。
来院前1週間は焦燥感がひどくソワソワしてじっとしていられなくなり、堂々巡りな考えが頭を巡っていた。
身体の不調から余計に不安増し、動悸もあり涙が出てきた。
しんどくなると動けなくなり、一日中横になっていた。
【考えられる原因】
3月から6月までの外出自粛期間で子供たちと家でランチを共にするようになってから主に冷たい麺類を食べていた。
それまで野菜スープの簡単ランチだった。
ジムで週に3回していた運動もなくなり、3、4キロ体重増加してしまう。家族は育ち盛りの男3人でこってりメニューが多く、毎週土曜は義母と外食。いつも満腹まで食べていた。
運動不足も加わり、生活の急変で不調が出現したと考えられる。
施術開始後からひと月で元の体重より少し軽く6キロまで減量できる。
ご本人は不調の原因を、身体が元の適正体重まで戻るために起きたことと受け止められるようになったと語っておられた。
ひと月10回の施術でほぼ症状が良くなってきたのは根気よく治そうと努力され、短い期間で通院してくださったおかげです。
治療方針
憂うつ感、くよくよと同じことが頭に浮かんで思い悩み気分が晴れない症状。考え込んでしまったり、胃が張って苦しく、食欲がない、寝付きが悪いなどの症状が現る。
精神的な緊張感や心労のために気の停滞が起きてしまったもの。
胸や腹部が張って苦しいのは気滞の症状で、空腹感がない脾虚の症状が同時に現れている。
普段からの冷飲、飲酒、満腹までこってりした料理を食べすぎていたため、脾虚による消化器の働きが低下した。
ソワソワ感や動悸、思い悩みが止まらない精神症状は脾と心の病と考えらるため、消化器の働きを正常に戻すことでメンタル症状は消えていくと考えられる。
食生活を主とした改善を心がけてもらい、毎回のツボの反応をみて、症状の変化をカウンセリングしつつ、ツボを選んで施術を行う。
精神的な緊張感や心労のために気の停滞が起きてしまったもの。
胸や腹部が張って苦しいのは気滞の症状で、空腹感がない脾虚の症状が同時に現れている。
普段からの冷飲、飲酒、満腹までこってりした料理を食べすぎていたため、脾虚による消化器の働きが低下した。
ソワソワ感や動悸、思い悩みが止まらない精神症状は脾と心の病と考えらるため、消化器の働きを正常に戻すことでメンタル症状は消えていくと考えられる。
食生活を主とした改善を心がけてもらい、毎回のツボの反応をみて、症状の変化をカウンセリングしつつ、ツボを選んで施術を行う。
治療内容
初回カウンセリングの後、施術
胃部不快感で胃に蓋がされてるような塞がった感じがすると食べれなくなる。お粥少しでも食後は苦しくなると言われている通り、胃の中央部が硬くなっている。背部の胃や脾臓、肝臓、胆嚢のツボも硬結があり、消化器の働きが極端に落ち、経絡の流れがとても悪くなっている。
夜中に何度も目が覚めるなど、不眠の状態が続いていたせいか、腎のツボも冷えて弱っているため、脾と腎のツボを補いながら、胃兪、肝兪などの硬結があるツボに鍼を施す。
2診目
冷たい飲み物や麺類、辛いキムチなどを摂りすぎていたので、食事の内容に気をつけてもらったがお腹がふさがったようになり食べれなくなると訴えられる。焦燥感はまだ少しある。
同上の施術を施す。
3〜5診目
5診目 美味しくおかずパンを食べることができたが後からまた胃が塞がり、夕飯は少し食べただけ。施術後数日はスッキリする。
夕方から食欲減退するが息子らとご主人のこってり料理を作る。
下半身や臀部の冷えは改善され、下腹部(関元)の凹みもマシになってきている。肩や首の硬結、胃の中央部のしこりはまだ残る。
足の胃と脾、肝の経絡上からツボを適宜選び鍼を施す。
施術後は柔らかくなる。
6診目〜8診目 同上の施術
胃カメラの結果は10個以上のポリープが見つかるが大きさから問題はないと診断される。
胃の塞がった感じは減ってきている。背中の張りも少しマシ。
二日前はしんどさがあり食欲もなかったが、昨日は天津飯半分とおかずを食べれる。
みぞおちの詰まり感は減ってきている。
体操指導、筋肉もあり柔軟性もあるので体幹トレで全身、足を鍛えてもらう。
9、10診目
ホルター心電図をつけて24時間の検査をしたが異常はなかった。
気づいたら坐骨神経痛がなくなっていた。
ソワソワする症状もなくなっている。
食欲も普通に戻り、量的にはやや少なめだが普通に食べれるようになった。鰻ご飯、ハンバーグも美味しく食べることができて嬉しかった。温かいお蕎麦やしらす丼などあっさりした食事を心がけるようになった。
胃部不快感で胃に蓋がされてるような塞がった感じがすると食べれなくなる。お粥少しでも食後は苦しくなると言われている通り、胃の中央部が硬くなっている。背部の胃や脾臓、肝臓、胆嚢のツボも硬結があり、消化器の働きが極端に落ち、経絡の流れがとても悪くなっている。
夜中に何度も目が覚めるなど、不眠の状態が続いていたせいか、腎のツボも冷えて弱っているため、脾と腎のツボを補いながら、胃兪、肝兪などの硬結があるツボに鍼を施す。
2診目
冷たい飲み物や麺類、辛いキムチなどを摂りすぎていたので、食事の内容に気をつけてもらったがお腹がふさがったようになり食べれなくなると訴えられる。焦燥感はまだ少しある。
同上の施術を施す。
3〜5診目
5診目 美味しくおかずパンを食べることができたが後からまた胃が塞がり、夕飯は少し食べただけ。施術後数日はスッキリする。
夕方から食欲減退するが息子らとご主人のこってり料理を作る。
下半身や臀部の冷えは改善され、下腹部(関元)の凹みもマシになってきている。肩や首の硬結、胃の中央部のしこりはまだ残る。
足の胃と脾、肝の経絡上からツボを適宜選び鍼を施す。
施術後は柔らかくなる。
6診目〜8診目 同上の施術
胃カメラの結果は10個以上のポリープが見つかるが大きさから問題はないと診断される。
胃の塞がった感じは減ってきている。背中の張りも少しマシ。
二日前はしんどさがあり食欲もなかったが、昨日は天津飯半分とおかずを食べれる。
みぞおちの詰まり感は減ってきている。
体操指導、筋肉もあり柔軟性もあるので体幹トレで全身、足を鍛えてもらう。
9、10診目
ホルター心電図をつけて24時間の検査をしたが異常はなかった。
気づいたら坐骨神経痛がなくなっていた。
ソワソワする症状もなくなっている。
食欲も普通に戻り、量的にはやや少なめだが普通に食べれるようになった。鰻ご飯、ハンバーグも美味しく食べることができて嬉しかった。温かいお蕎麦やしらす丼などあっさりした食事を心がけるようになった。
施術回数・頻度・期間
6月25日から7月21日まで10回の施術を行う。
ひと月で主訴の胃部不快感などの症状と坐骨神経痛、動悸などがなくなり楽になる。
ひと月で主訴の胃部不快感などの症状と坐骨神経痛、動悸などがなくなり楽になる。